思いが詰まった最終号
来年4月の統合に伴い本年度で閉校する会津美里町の赤沢小のPTA会報「あかさわ」。6月に最終号が発行され、学校行事や児童たちの表情を長年にわたり伝えてきた会報の歴史に幕を閉じた。
会報はPTA文化委員会の長谷川洋一委員長ら委員と、担当の清水元子教諭が中心となって作製。最終号では、4月に入学した新1年生や新たに赴任した教職員らの紹介のほか、小林一成PTA会長、青山邦夫校長らが同校の思い出や未来に向けてのメッセージなどを寄せている。
入学式や給食の時間など学校生活の様子をとらえた写真は、少し緊張した面持ちや満面の笑みなど、児童たちが見せるさまざまな表情を生き生きと映し出している。また、PTA役員や教職員らのコメントからは、同校最後の年を充実した1年間にしようという決意が伝わってくる。
PTA文化委員長の長谷川洋一さん 来年4月から新たな学校生活がスタートするので前向きな内容を心掛けた。3月には最後の文集「ふたぬま」を発行する。
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