「生の声」大切に紙面制作
喜多方市立上三宮小(児童数61人)のPTA広報部が年2回編集している会報「いいで」は、子どもたちの「生の声」を大切にした紙面づくりで、毎回、学区の全戸に配布し、地域に密着した広報紙として親しまれている。
会報はA4判で6ページ。名称の「いいで」は、校歌の歌詞にちなんで付けられたという。見やすい紙面づくりを心掛け、広報部11人の保護者が中心となり、全体構成を練った後、記事収集を行っている。
農業科の授業風景や上三宮町子ども見守り隊との対面など学校の様子を、保護者だけでなく地域住民にも知ってもらうのが会報の目標だ。
3月に発行した最新81号は、卒業生13人の将来の夢と顔写真などを紹介。中面には、PTA退会者のコメントと顔写真を掲載し、児童と保護者同士の交流を図っている。
広報担当の柳内律子教諭 少しでも読みやすく関心を持っていただける広報をと、カラーのページを取り入れたり写真を多く掲載するなど工夫している。
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