年1回の発行、話題凝縮
ヤマツツジの名所で知られる高柴山のふもとに立つ田村市大越町の牧野小。PTAが発行する広報紙「たかしば」は、雄大な自然に抱かれて伸び伸びと学んでいる子どもたちの姿と、さまざまな学校行事を保護者や地域住民に伝えている。
紙面はA4判、モノクロの全4n。教養厚生委員会を中心に夏休み明けから編集作業を進め、冬休み前の12月下旬に発行している。
発行が年1回のため、紙面の話題は盛りだくさん。新入生の紹介から運動会、学習発表会の「まぎっこ発表会」、宿泊体験などめじろ押しの学校行事をメーンに掲載。思い出の写真とともに、児童や保護者の感想も積極的に取り上げている。
昔ながらの木造校舎で児童をはぐくんできた同校も少子化のため本年度末で閉校が決まった。最終号となる次号の第71号は、閉校前最後の1年間の思い出が詰まった紙面になりそうだ。
PTA会長の吉田則昭さん 歴代PTA会長や地域の先輩方の伝統を受け継ぎ、子どもたちの立派な姿と思いを伝えられるよう記念に残る紙面にしたい。
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