紙面編集すべて生徒担当
総合的な学習の時間を使って全校生徒が協力して作る「茂庭大杉新聞」。学校のある福島市飯坂町茂庭地区の各家庭に配布し、学校から地域への情報発信をしている。
新聞はA3判で表裏フルカラー。生徒が執筆、写真撮影、レイアウトのほぼすべてを行っている。
同校の新聞づくりは、2004(平成16)年度に教育現場で新聞を活用するNIE実践校の指定を受けたことがきっかけ。以来、年に2〜3回発行。毎号、修学旅行や学校祭、卒業式などの学校行事を生徒の目線で地域に紹介してきた。
しかし、本年度は全校生徒が12人となり、生徒数の減少により、年度末1回の発行となり、編集は1、2年生中心になるという。
生徒会副会長の鈴木聡さん(3年)は「短い文章にいかに要点を盛り込むかが大切。頑張ってほしい」と後輩にアドバイスを送る。
生徒会副会長の鈴木聡さん 1年生から新聞づくりに携わってきた。地域の人たちに楽しんで読んでもらえる紙面を心掛け、見やすさにも気を配っている。
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