PTAの目線で情報発信
新聞の名前は、校章にも使われ、学校のシンボルとなっている校庭の「栴檀(せんだん)」の木が由来。各学期末に児童を通じて各家庭に配布されるほか、回覧板でも紹介され、地域と学校の懸け橋となっている。
同校PTA教養厚生委員会と担当教諭の計15人が各学期別で担当を決め、3班4人態勢で作成している。学期ごとに2回の編集会議を開き、記事の内容や割り付けを決める。
最新の7月号は、1学期に行った運動会や、地区球技大会、見学学習を児童の感想文とともに振り返る内容。古田浩校長の抱負や、1、3年生を対象にした将来の夢のアンケート調査なども盛り込んだ。
古田校長は「PTAの目線で書かれた新聞。学校もホームページなどで情報発信しているが、新聞を通じて一層地域の人たちに学校の様子が伝わってほしい」と話している。
委員会担当の半沢真紀教諭 児童の夢や行きたい場所のアンケートなど、1年間で全校児童を紹介できるよう工夫し、小規模校ならではの良さを生かしたい。
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