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"子連れ対応"式場が好評 新郎新婦も安心、予約が増加

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 子ども連れの新郎新婦に安心して式を挙げてもらおうと、託児コーナーなど子どもの受け入れ態勢を整える結婚式場が県内で増えている。「子ども連れに優しい式場」をアピールすることで、予約の増加など業績アップにつながっているところもある。妊娠してから結婚する「授かり婚」や再婚する夫婦の増加などが背景にあるとみられ、「子どもがいるから挙式を諦めていた」とする新郎新婦から歓迎されている。

 いわき市の式場「ララシャンスいわき」は3月、子育て支援を狙いに民間シンクタンクのミキハウス子育て総研(大阪市)が認定している「ウェルカムベビーの結婚式場」を東北で初めて受けた。子どもがいる新郎新婦のための専用プランを用意したほか、個室を設けるなど、子ども連れでも安心して式の打ち合わせができる環境を整備した。

 同式場によると、いわき市では以前から、子ども連れで式を挙げる夫婦が多かったことに加え、挙式予定のカップルが東日本大震災で式の延期を余儀なくされ、出産後に挙げるケースが増えているという。

 ウェルカムベビーの結婚式場の「認定効果」もあってか、挙式予約数が前年の約2倍で推移、売り上げ増にもつながっている。担当者は「子ども連れの予約が驚くほど増えている。スタッフが子どもの遊び相手になっている間に打ち合わせできる点などが好評」と需要の高さを説明する。

 「迎賓館グランプラス」(郡山市)と「SP VILLASサンパレス福島」(福島市)は7月に認定を受けた。披露宴会場に子どもが遊べる場所を設置、新郎新婦だけでなく子ども連れの参加者にも配慮した。両式場を運営する「With Wedding」の担当者は「子どもがいることで会場の雰囲気が一気に和やかになる」と子ども連れの挙式を勧めている。