新聞に興味津々 県内2校でNIE推進事業

 

 只見中(梅宮守夫校長)では10日、全校生126人を対象に総合的な学習の時間を利用し記者派遣事業を実施、戸井田次長が新聞の制作過程や意義などを説明した。

 新聞の制作過程では、編集局を中心とした一連の流れについて、各地で得た情報を読者に興味を持ってもらえる記事にして、紙面化していることを強調。「いろんな人に会うのがやりがいであり、楽しさの一つ」と、新聞記者の魅力を語った。

 また、若者に新聞を読んでもらう工夫の一つとして、読者が取材した記事を掲載するコーナーを設けていることを紹介した。

 生徒会長の三瓶志門さん(3年)は「今まで体験した話を聞いて、その立場にいたら嫌だと思ったが、うらやましくも思った。新聞の在り方を考えるきっかけにしたい」と感想を述べた。