遠野高でNIE活動成果発表会

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遠野高でNIE活動成果発表会

制作した新聞の内容や活動から学んだことを発表する生徒ら

 教育現場で新聞を活用するNIEの本年度推奨校となっているいわき市の遠野高(田村秀夫校長)は1月22日、同校でNIE活動発表会を開いた。生徒らがグループごとに作った新聞を発表し、本年度の成果を披露した。

 同校は本年度、新聞社の記者に新聞の特性や記事の書き方などを学び、1年生は地元遠野や湯本などの出身地をテーマにした「わが町新聞」、2年生が修学旅行や文化祭、学校の歴史などを取り上げた「学校新聞」、3年生が新聞の切り抜きを基にした「切り抜き新聞」をそれぞれ作った。

 遠野地区の小、中学校や市役所関係者、各新聞社の担当者らが参加。初めに、生徒たちが作った新聞を閲覧、審査した。続いて、体育館で発表会が行われた。

 生徒代表の鯨岡秀美さん(2年)が、新聞づくりを通して「新聞を読むことが生活の一部となった。社会の出来事に関心が出て、自分の考えをまとめることに役立っている」と述べた。

 この後、各学年2グループずつが作製した新聞を発表した。このうち、1年1組の市川菜緒さん、稲葉由樹君、遠藤健志君、櫛田綾香さんのグループは「Tono Town」と題した新聞を発行。遠野の歴史や自然、行事などをまとめ、「実際に現地に行って写真を撮ったり取材したことを記事にするのは難しかったが、文書の作成方法などを学ぶことができた」と述べた。

 また、3年2組の熱海友紀さん、細沼奈津美さん、鈴木美穂さんは「M3〜政治のアラ探し」と題して、民主党政権と自民党政権の政策の違いなどを独自の視点で分析。「NIEを通して普段着目しないような記事に触れることができた。難しい記事にも関心を持っていきたい」とまとめた。

 菅野厚県NIE推進協議会事務局長が講評を述べ、「読み手の興味を誘うように具体的にまとまっていた」などと各新聞の良かった点を挙げた。