学校新聞づくり考える 若松で指導者研修会

 
学校新聞づくり考える 若松で指導者研修会

教諭らが学校新聞づくりについて考えた研修会

 第60回全国学校新聞指導者研修会は9日、会津若松市で始まった。高校教諭らが10日まで、学校新聞づくりの意義について考える。

 全国高校新聞教育研究会、日本新聞教育文化財団、全国高校文化連盟専門部の主催。

 新聞教育の普及などを目的に毎年開いている。今回は「学校新聞は学びのフルコース〜新聞づくりの意味を見直そう」をテーマに開催。全国から約40人が参加した。

 仙石伸也日本新聞教育文化財団事務局長・NIE部長、新田銀一県高校文化連盟新聞専門部会長らがあいさつ。藪塚謙一朝日新聞社お客様本部CSR推進部長が講演し、新聞記者の仕事について説明した。各校の教諭らが学校新聞の作り方や新聞部の活動などについて実践報告した後、三村達道元郡山女子高教諭が高校新聞クリニックを開講。各校の学校新聞を取り上げ、企画や構成の工夫点などを紹介した。

 10日は、福島民友新聞社の岡崎正治論説委員会副委員長の講座や、テーマごとに研究分科会などを開く。