最優秀は白河二小、信陵中 学校新聞・PTA広報紙コンクール

 
最優秀は白河二小、信陵中 学校新聞・PTA広報紙コンクール

学校新聞とPTA広報紙を審査する審査委員=福島民友新聞社

 第47回県小中学校新聞・PTA広報紙コンクールの審査会は17日、福島市の福島民友新聞社で開かれ、最優秀にPTA広報紙の部で白河二小(白河市)の「はちのす」と信陵中(福島市)の「信陵」、学校新聞の部で翁島小(猪苗代町)の「歩」が選ばれた。

 県内の小学校80校、中学校47校の計127校から134点の応募があった。県PTA連合会調査広報部長の穴沢耕二蓬莱小校長を審査長に、古内利勝県PTA連合会事務局長、桜井健二福島民友新聞社事業局長らが読みやすさや内容、企画性などを審査、入賞作品23点を選んだ。

 2011(平成23)年度は震災後の混乱、異例の8月教員異動、放射線問題や児童生徒の転校など極めて厳しい学校環境の中での広報紙製作となったが、担当の保護者や教員らが懸命に情報発信を試みたことが、出品状況に表れた。紙面には復旧・復興を印象づける子どもたちの元気な笑顔があふれ、各校スタッフの意欲的な紙面づくりに評価の声が相次いだ。審査長の講評などは5月1日付の本紙教育面に掲載する。

 また、入賞作品のうち、PTA広報紙のみ数点を全国小中学校PTA広報紙コンクールに出品する。