新聞を作ってみよう 相馬・中村一小で出前講座

 
新聞を作ってみよう 相馬・中村一小で出前講座

新聞の役割を学んだ児童

 相馬市の中村一小は19日、同校で新聞出前講座を開いた。5年生60人が新聞の役割、新聞記者の仕事などに理解を深めた。

 社会科授業の一環。福島民友新聞社教育応援プロジェクト「まなぶん」スタッフが同校を訪れた。講師の福島民友新聞社販売局の瀬戸栄治局次長がスライドや新聞を使って報道、新聞の役割、新聞記者の取材、ニュースの価値判断などを説明した。「出来事を正しく伝え、真実を掘り起こし、記事として知らせることが記者の仕事」と解説した上で、「新聞は知識の宝庫。習慣的に読むことで社会の今を知り、学ぶことができる」と強調した。

 実際の新聞記事を活用して見出しを付ける体験学習も行われ、子どもたちが記事を読み深めながら、重要なキーワードを抜き出したり、最適な本数を考え出していた。