「新聞使い豊かな教育を」 NIEアドバイザー会議

 
全体討議で発言する増子校長(左)と高橋教諭

 日本新聞協会の北海道・東北ブロックNIEアドバイザー、NIE推進協議会事務局長会議は3日、札幌市で開かれ、教育現場での新聞活用の普及促進について協議した。

 各道県のNIEアドバイザー、同協会、加盟各新聞社のNIE担当者ら34人が出席。本県からは増子春夫五箇小校長(白河)、高橋泰史桜の聖母中・高教諭(福島)のアドバイザー2氏、瀬戸栄治福島民友新聞社販売局次長らが出席した。

 テーマは「NIE全国大会秋田大会を経て~北海道・東北ブロックでのさらなるNIEの広がりを見据えて」。同協会の吉成勝好NIEコーディネーター、各道県協議会事務局長らが実践活動について報告し、「教師の自主的な研究的組織とNIEアドバイザーの役割について」をテーマに全体討議に入った。

 誰もが当たり前に新聞を活用することが、NIEの裾野拡大につながることや、各学校長が学校経営方針にNIEを位置付けることの重要性などが報告された。

 本県アドバイザーの増子、高橋両氏は「新聞を活用することで、もっと豊かな教育ができることを先生たちに伝えていきたい」「NIE普及は自分ができることからやっていくこと。校内研修で理解を深めた」と述べた。