実践指定校に認証状 福島県NIE推進協が交付式

 
認証状を受けるNIE実践指定校の代表者(中央)

 教育現場で新聞を活用する「NIE(教育に新聞を)」で、福島民友新聞社などが加盟する県NIE推進協議会は21日、本年度の実践指定校に対する認証状交付式を福島市で行い、金谷川小(同市)など新規6校を含む12校の代表者に認証状を手渡した。

 同協議会の遠藤義範代表幹事のあいさつに続き、県教育庁の佐藤秀美義務教育課長が「18歳選挙権に伴い、主権者教育の重要性が叫ばれている。教材としての新聞の特徴を明確にし、子どもたちの実態に合わせた活用を模索してほしい」と述べた。

 実践指定校には、教育に活用してもらうため地方紙や全国紙が提供されるほか、記者派遣講義も行われる。

 同日は、同協議会加盟社と実践指定校の懇談も行われ、桜の聖母中・高の国語科と社会科が連携した実践など、継続校が取り組みを紹介。新規校は本年度の活動計画や展望を発表した。

 県内の実践指定校次の通り。

 新規=金谷川小、平野中(福島)謹教小、神指小(会津若松)五箇中(白河)郡山女子大付高(郡山)▽継続=城南小、日新小(会津若松)泉北小(いわき)五箇小(白河)桜の聖母中・高、橘高(福島)