選挙のルールを解説 クイズで分かりやすく

 
選挙のルールや新聞を活用した情報収集などについて学ぶ生徒ら=平養護学校

 平養護学校(いわき市)は14日、同校で「18歳選挙権」などについて学ぶ授業を行い、生徒が、福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん事務局」の渡辺順事務局長から選挙のルールなどを学んだ。

 高等部1年の現代社会授業の一環で、1年生3人が受講。渡辺事務局長はクイズ形式で「候補者が投票依頼のためにやってはいけないこと」や「インターネットを使った選挙活動がどこまで認められるか」などを問い掛けながら、分かりやすく紹介した。

 また、渡辺事務局長は新聞を使った情報収集にも触れ、「新聞で何が正しく、何が必要か学ぶ訓練をしてほしい」と呼び掛けた。

 授業を受けた大橋咲予さん(15)は「選挙のルールを学ぶことができ、とてもためになった。新聞を読む習慣を身に付けたい」と語った。

 実施校、随時受け付け

 福島民友新聞社は教育現場と連携し、教育に新聞を活用するNIE活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが学校を訪れて「18歳選挙権」など時事問題から新聞のあれこれまでを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を設けており、実施校を随時受け付けています。

 講座は無料。内容、時間は要望に応じます。学校向けのほか社会人、企業向けにも対応します。講座の申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1462、平日午前10時~午後5時)へ。