新聞の役割、魅力を解説  西郷で「きらり学び講座」

 
竹内次長(右)の講演に聞き入る受講生

 多様な分野の「入り口」

 西郷村中央公民館は13日、同村文化センターで「きらり学び講座」を開いた。福島民友新聞社の竹内真人編集局次長が「新聞の魅力―新聞から見えてくるもの」の題で講演し、「新聞から半歩進んだ知識を得てほしい」と呼び掛けた。

 同講座と、生涯学習講座「西郷単位制総合大学」の受講生ら約30人が参加した。竹内次長は新聞から得られるものとして「半歩進んだ知識・知見」に加えて「遠くの場所の出来事」「世の中の縮図」の3点を挙げ、一方の意見だけでなく多様な意見を紹介する新聞の役割を説明した。

 また掲載記事を基に、米、仏両大統領選をはじめとする世の中の流れや車の自動運転、DNAを改変する「ゲノム編集」といった科学技術など、新聞が伝えていることを解説。科学技術については「新聞が伝えるのは『入り口』。記事を通して興味を持ってもらえれば」と話し、さまざまな分野を網羅している新聞の魅力も紹介した。

 ビジネスへの活用推進

 福島民友新聞社は企業や団体と連携し、社員教育や人材育成に新聞を活用するNIB(Newspaper in Business=ビジネスに新聞を)活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが訪れて時事問題をはじめ新聞の読み解き方、社会人としての新聞活用法などを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を開講。さらに本紙を1カ月以上購読してもらい、知識が一層身に付くようフォローアップ指導も繰り広げます。

 申し込みは随時受け付けています。講座は無料。内容、時間は要望に応じます。新聞は購読しやすいよう大量一括購入価格で提供、5部以上で1カ月以上の定期購読が条件です。

 申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1462、平日午前10時~午後5時)へ。