教育に新聞、活用探る 福島県NIE推進協議会シンポジウム

 
NIEの実践例を報告する教員ら

 福島県NIE推進協議会は15日、郡山市で「教育に新聞を!NIEの活用シンポジウム」を初めて開き、教員や報道関係者らが小、中学校や高校の教育現場での新聞活用について意見を交わした。県教委の共催、郡山市教委の後援。

 約80人が参加した。同協議会代表幹事の菅野厚福島民友新聞社常務、佐藤秀美県教育庁義務教育課長があいさつ、日本新聞協会NIEコーディネーターの関口修司氏が「NIEの教育効果を測る―可視化から分かること」と題して基調講演した。

 金谷川小の渡辺雅人校長と相沢聡子教諭、郡山女子大付高の難波宏彰教務部長が実践例を発表、NIEアドバイザーで安積二小校長の増子春夫氏が総括した。

 ワークショップでは、福島民友新聞社「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん事務局」の渡辺順事務局長らが出前授業について紹介した。