文章の特徴やこだわり説明 講座「新聞の読み方、楽しみ方」

 
号外を手に新聞の魅力を語る竹内次長

 桜の聖母生涯学習センターの講座「新聞の読み方、楽しみ方」は1日、福島市の桜の聖母短大で開かれた。福島民友新聞社の竹内真人編集局次長が講師を務め、新聞を面白く読むための豆知識などを丁寧に解説した。

 竹内次長は同日の朝刊と、同日発行した天皇陛下退位に関する号外を資料として配った。本紙と号外の違いに触れながら、新聞にとって一番大切なのは「号数を絶やさないこと」と東日本大震災時の状況を交えて説明した。

 昔よりも新聞の字が大きくなっていることや、「起承転結」ではなく結論を先に書く新聞記事の文章の特徴、何がニュースなのかを示す見出しの付け方など、新聞の「こだわり」についても話した。

 また、最近の新聞の特徴について「分かりやすさと信頼性を重視するようになっている」と指摘、「各紙を読み比べるとより新聞の面白さが分かる」と新聞の魅力を語った。