選挙巡るクイズ出題 福島東高で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
新聞を開き、興味のある記事を探す生徒

 福島東高は11日、福島市の同校で18歳選挙権に関連する授業を行い、福島民友新聞社「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん事務局」の渡辺順事務局長が主権者教育や選挙をテーマに講演した。

 同校が取り組む模擬選挙の授業の一環として実施され、1、2年生約550人が参加した。渡辺事務局長は「主権者教育とは社会参加のための知識などを身に付けることを指す」と説明。生徒に福島民友新聞を配り興味のある記事がいくつあるか問い掛け、その上で「新聞を開くと新しい発見がある。社会参加のために必要な知識を身に付けることができる」と話した。

 このほか「候補者が投票依頼のためにしてはいけない行為は次のうちどれでしょうか」など、選挙を巡るクイズを出題。難問も多くあったが、生徒たちは一生懸命考え、自分なりの答えを出していた。

 実施校 随時受け付け 福島民友新聞社は教育現場と連携し、教育に新聞を活用するNIE活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが学校を訪れて「18歳選挙権」など時事問題から新聞のあれこれまでを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を設けており、実施校を随時受け付けています。

 講座は無料。内容、時間は要望に応じます。学校向けのほか社会人、企業向けにも対応します。講座の申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1462、平日午前10時~午後5時)へ。