新聞の豆知識紹介 信友会で竹内次長が講演
桜の聖母生涯学習センター講師も務める竹内真人福島民友新聞社編集局次長は27日、福島市のクーラクーリアンテサンパレスで開かれたふくしん本店信友会(吉田政俊会長)の総会で、「新聞をもっと楽しむための豆知識」をテーマに講演した。
同会は福島信用金庫本店の取引先で構成。この日は桜の聖母短大が講師を派遣する形で、竹内次長による講演が開かれた。
約140人が参加した。竹内次長は福島民友新聞の紙面を紹介しながら新聞にまつわる豆知識を紹介。1面右上に創刊以来の発行号数を掲げていることを示し、「何があっても号数を欠かさずつなぐことは新聞人の誇り」と話した。
また、新聞記者は起承転結ではなく、結論を先に書く「逆三角形の文章」を意識していることや、黒い背景に白字の見出しは大きなニュースを示すことなどを紹介した。
竹内次長は「かつての新聞には速報性が期待されたが、テレビやインターネットが発達した現在では分かりやすさや信頼性が期待されるようになった」と指摘。カラー印刷やデザインのシンプル化などで期待に応えようとしているとして、「新聞は皆さんの『知る権利』に応え、民主主義を支える柱としての役割を担っている」と話した。
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