NIE実践校に認証状 福島県内の小中高12校に交付
教育に新聞を活用する「NIE」(エヌ・アイ・イー)の普及に向け、福島民友新聞社などが加盟する県NIE推進協議会は17日、本年度の実践校となる県内の小、中学、高校12校に認証状を交付した。
実践校は新聞の無償提供を受け、学校の授業や自主学習など新聞に親しめる機会をつくる。「主体的・対話的で深い学び」を掲げる新学習指導要領が小学校で2020年度、中学校で21年度から全面実施されることを踏まえ、子どもが社会と向き合って課題を発見、解決する力を育成する。
交付式は福島市で行われ、代表幹事を務める福島民報社の馬場憲明取締役販売担当が岳陽中の島貫条司校長らに認証状を手渡した。
実践事例や活動状況も報告された。各校の担当者は記事の視写や要約文、意見文の執筆など短い時間を使って新聞を読む「NIEタイム」の設定や、児童が文章題で意味を読み取れていない課題などを紹介した。
実践校次の通り。
新規=福島東高(福島)大戸中、永和小(会津若松)小野中、浮金小(小野)表郷中(白河)汐見が丘小(いわき)▽継続=岳陽中、佐倉小(福島)安積二小(郡山)一箕小、城西小(会津若松)
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