minyu-net

 
ホーム 県内ニュース スポーツ 連載 社説 イベント 観光 グルメ 健康・医療 購読申込  
 
【われら文化系TOP】
福島明成高演劇同好会/福島 
平成21年3月31日
  われら文化系
演劇部への昇格が決まり、決意を新たにけいこに励む福島明成高演劇同好会
 

努力実り「部」に昇格


 昨年11月の福島地区の演劇コンクールで優勝。発足2年目にしてあこがれの県大会に初出場を果たし、本県の高校演劇史に輝かしい足跡を残した。「一丸となって舞台をつくり上げるのが楽しい」と田中里紗部長。福島明成高演劇同好会の部員6人(男子1人、女子5人)は連日、威勢の良い声を響かせながら楽しそうにけいこに励んでいる。
 現在の2年生が新入部員だった発足当時、ゼロからのスタートを支えたのは顧問の西田尚人教諭。前任校でも演劇部顧問を務めていた経験を生かし、発声方法から筋力トレーニングに至るまで「演劇のいろは」を教え込んだ。「はじめは満足にはほど遠かったが、みんな楽しそうにけいこに取り組み自分にも励みになった」と西田教諭。演じる魅力を知った生徒たちにとって、厳しいけいこは苦ではなかったという。
 生徒たちの努力が実り、昨年の福島地区大会で頂点に。「満足いく演技ができたことが一番うれしかった」。田中部長は結果よりも充実した内容を誇る。
 一方で部員は6人とまだまだ発展途上。「人数を増やしバリエーションを増やしたい」と生徒たちは口をそろえる。春からは「部」に昇格することも決まった。まずは4月の入学生歓迎会での舞台で、新入生に演劇の魅力を発信し部員を募る。

 演じる側も観客も楽しく
 部長の田中里紗さん 楽しく明るくがみんなのモットー。演じる側も観客も楽しめる演劇を目指し、また良い結果を残したい。先輩たちのつくった土台を絶やさないよう、勧誘にも力を入れたい。

 
 
 

福島民友新聞社

〒960-8648 福島県福島市柳町4の29
個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN