「桜丘タイムス」発行
創刊60年。いわき地区で随一の歴史を誇る磐城桜が丘高の「新聞局」。同局が発行する「桜丘タイムス」を通してこれまで磐城女子高、そして磐城桜が丘高の”今”を生徒たちに伝えてきた。
新聞発行は学期末など年4回。2年生5人、1年生2人の7人のメンバーで取材、編集作業に取り組んでいる。一昨年には初の男性局員が誕生した。女子校の伝統を受け継ぎながらも常に新たな視点でニュースを届け続けている。
編集のモットーは「読んでいて楽しく、かつ知的な新聞を」。紙面では、特に社会の関心事を局員の視点で伝える特集面に力を入れている。
前年度は今年5月からスタートする裁判員制度を取り上げた。局員が地裁いわき支部に足を運び取材、地域の実情などを分かりやすく解説した。
人気コーナーは、先生の学生時代を当時の顔写真付きで紹介する「My school days」。高校時代に先生自身が取り組んでいた勉強法などを自伝形式で紹介、生徒から毎日の学習法の参考になると好評だ。
「充実している」と局員たちは口をそろえる。楽しみながら取材、編集活動している局員たちによって伝統は脈々と受け継がれている。
編集会議から楽しい企画
局長の小宅優美さん 毎日、放課後に全員が集まり編集会議を開いている。全員で楽しく話す中で面白い企画などが出てくる。取材でいろんな人と話すことができる点が新聞局の活動の魅力。
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