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富岡一中器楽部/富岡 
平成21年9月1日
  われら文化系
心一つに音楽つくる
小中学校音楽祭県大会出場に向けて練習に熱が入る部員たち
 

心一つに音楽つくる


 心を一つに息の合った演奏を披露する富岡一中器楽部は、1年生6人、2年生13人、3年生7人の計26人が所属する。現在は、小中学校音楽祭双葉地区大会などに向けて練習に励んでいる。
 顧問の遠藤陽子教諭は、「全員そろって音楽をつくる気持ちを持たせ臨んでいる。協力、協調性など『和』をもって、一つのものをつくり上げていきたい」と生徒への期待感を話す。練習では、上級生を中心としたパート練習の後、全体練習を行い、一つの演奏をつくり上げるために全力を注ぐ。
 初心者が多く、入部後に楽器を触った部員が多いといい、「上級生が下級生を指導するのが伝統になっている」と話すのは三島梓部長(3年)。コンクールのほか、校内の式典や野球部のブラスバンドを担当、入学式と卒業式では、校歌や生徒の入退場などでリズム感豊かな演奏を繰り広げ、花を添える。
 「部員が一致団結し、双葉地区大会では金賞を取って県大会に行きたい」と三島部長。お盆の時期を除いて夏休み返上で練習に励んだ。遠藤教諭も「心・技・体いずれも最も伸びる年代。苦しくても乗り切ると一回り成長し自信がつく。音楽を一生続けていく生徒たちを育てていきたい」と意気込みを語る。

 一体感につつまれたときがいい
 部長の三島梓さん 曲が仕上がり、一体感に包まれたときがたまらなくいい。練習してきて良かったと本当に思う。部員をまとめていくのは大変だが、県大会出場を目指してまとまっていきたい。 部長の鈴木保奈美さん たくさんの人と同じ目標を持って活動できるのが楽しい。時間を忘れて没頭することも。自分が思った通りの表現ができるとうれしい。

 
 
 

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