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【われら文化系TOP】
白河高茶道愛好会/白河 
平成21年12月1日
  われら文化系
お茶のたて方などを学ぶ生徒たち
 

和の心と作法を学ぶ


 白河市の白河高の生徒たちでつくる茶道愛好会は今年5月に発足したばかり。礼儀作法やお茶のたて方など、茶道の心得を学びながら日本の伝統文化に触れている。
 同校には、これまで茶道愛好会はなかったが、生徒たちが茶道に親しむことで和の心を学んでもらおうと設立した。現在は1、2年の約10人が所属、ほとんどが高校入学後に初めて茶道に触れたという。
 活動は月に2回程度で、放課後に同校敷地内にある登龍会館で行っている。これまで、立礼(りゅうれい)席で用いる御園棚を使って練習していたが、同会館でのけいこでは畳を使い、約2時間にわたって練習。顧問の鈴木晴子教諭や白河茶道連盟の裏千家・小池宗栄さんの指導のもと、足の運び方やお茶の飲み方などを学んでいる。鈴木教諭は「茶道は普段の生活面で生かせる部分があるため、生徒には多くのことを学んでほしい」と話す。
 今年は3年に1度開かれる同校の学園祭「登龍祭」で茶室を設け、日ごろのけいこの成果を見せた。一般の来場者に見事なお点前を披露するなどして茶道の魅力を伝えた。
 今後は、同市の南湖公園で開かれている月例茶会に参加して、さらに茶道の奥深さを学んでいきたい、としている。

 さらに学び精進したい
 代表の伊藤みず穂さん 茶道は難しいが、文化祭で来場者にけいこの成果を披露することができた。今後は練習を重ね、茶道の世界をさらに学び、精進したい。

 
 
 

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