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原町三中吹奏楽部/南相馬 
平成22年1月19日
  われら文化系
ミーティングでチームワークを磨きアットホームな雰囲気で部活動に励む原町三中吹奏楽部
 

「一音入魂」モットー


 南相馬市原町区の原町三中吹奏楽部は部員24人。「一音入魂」をモットーに、気持ちのこもった演奏をしようと日々、練習を重ねている。
 昨年秋の文化祭で3年生が引退し、部員は1、2年生のみ。3年生引退当初はまとまりのない部分もあったが、徐々にチームワークが生まれ、現在は先輩、後輩の垣根もなくなり、アットホームな雰囲気で部活動に励む。
 練習は毎日。放課後の部活動の時間に加え、朝練習、昼練習も行う。冬期間は基礎練習が中心となるが、練習後に必ず行うのがミーティング。2年生が中心となり、その日の部活動の反省などをする。また人間関係などでトラブルが発生した際もその都度、ミーティングを開いて対話を重ね、チームワークを磨く。
 練習に加え大切にするのが、あいさつや返事などの礼儀。顧問の須田光明教諭は「部活動の目的は、当たり前のことを当たり前にできる社会人になるため、自分を伸ばすこと」と語る。
 夏と冬のコンクールのほか、地域の文化祭には毎年参加。また今後は、老人ホームの慰問などにも取り組む考えだ。部長の杉内健作君(2年)は「人に感動してもらえる音楽を目指している。部員全員が明るく仲良く活動できる、そんな部にしたい」と力強く語る。

 新入生が感動できる演奏を
 部長の杉内健作君 4月の新入生オリエンテーションでは、吹奏楽部が演奏を披露する。自分もその演奏に感動して入部したので、新入生が感動できる演奏ができるよう頑張りたい。

 
 
 

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