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いわき秀英高ボランティア部/いわき 
平成22年3月2日
  われら文化系
いわき秀英高ボランティア部
問題意識を持ちながら活動している部員たち
 

問題意識を持ち活動

 1年生10人、2年生7人が、問題意識を持ちながら積極的に活動する。1日に卒業した3年生5人も活動していた。地域の人たちとの交流の輪が広がり、部員たちはやりがいを感じながら取り組んでいる。
 勉強だけでなく、地域社会に貢献できる人材を育成しようと、2008(平成20)年度に創部。ペットボトルのキャップを回収して地域の施設に車いすを贈る活動から始めた。昨年、学校近くの施設に車いす1台を贈り、部員たちの念願がかなった。涙を流し喜んでくれた利用者の姿を見て部員たちは活動への意欲をさらに強くしたという。
 このほか、部員たちは市内の幼稚園を訪問し、園児たちに読み聞かせをしている。卒業した3年生から寄贈してもらったジャージーを海外に送る活動にも取り組んでいる。市内で開かれるボランティア養成講座も受講し、意識を高めている。JR泉駅などでごみ拾いも行っている。
 校内に自動販売機があることから、ペットボトルのキャップの収集活動は毎日実施している。部員たちが空き缶洗いなどをしているとほかの生徒たちが手伝ってくれることもあるという。部員たちは「大きな愛で小さなことをする」という言葉を胸に刻みながら、活動の幅を広げていきたいと意欲を燃やしている。

 「ありがとう」がうれしい
 部長の吉野みのりさん 活動をしていて「ありがとう」と言われることが本当にうれしい。部員は仲が良く、雰囲気も楽しい。これからもみんなで意見を出し合い、素晴らしい部にしていきたい。

 
 
 

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