米大統領の“名言”を一挙紹介! それぞれが生まれた背景は?

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
数々の名言を残してきた米大統領。そのなかでも有名なフレーズを紹介する

 米大統領選挙が9日(現地時間8日)に行われ、共和党候補のドナルド・トランプ氏の当選が確実となった。同氏は勝利宣言で「1つのアメリカ国民としてまとまろう。私はすべての国民の大統領になる」と述べた。

イギリス「EU離脱」が世界に与える影響は? 各国の反応もまとめて解説

 米国の大統領といえば、これまでもバラク・オバマ氏の「Yes, we can.(私たちならできる)」やジョン・F・ケネディ氏の「Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country.(国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい)」など、人々の心を動かす名言を残している。

 トランプ氏と対決して敗れたヒラリー・クリントン氏の夫、ビル・クリントン氏は、優れた政治家として高く評価され、今もなお絶大な人気を誇っている。彼は、1992年の大統領選の演説で、妨害しようとした活動家を静める際に「I feel your pain.(あなたの苦しみはわかります)」と発言。相手の気持ちを理解しようとする姿勢が国民の支持を集め、当選を果たしたといわれている。

 1933年に大統領に就任したフランクリン・D・ルーズベルト氏は、「The only thing we have to fear is fear itself.(我々が唯一恐れるべきことは恐れそのものだ)」と発言した。演説で言った有名なフレーズで、アメリカが大不況に陥るなか、こうした試練の時にこそ“恐れ”に屈しないよう国民に呼びかけた言葉だ。その結果、見事に景気をたて直し、最も成功した政権とされている。

 ロナルド・レーガン氏の名言は、「There you go again.(また始まったよ)」だろう。これは、1980年の大統領選での討論会で、ジミー・カーター氏に国民保険制度反対の姿勢を非難された際、笑みを浮かべながら返したフレーズだ。“ひとつの問題に固執するカーター”を強く印象付け、選挙戦はレーガン氏の圧勝で幕を閉じた。

 歴代大統領の多くは、就任中にも数々の名言を残している。次期大統領とされるトランプ氏は、どのような言葉を残すのか、注目していきたい。

取材協力/GABA