のん「生活する才能がない」 主演アニメきっかけに変化も

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アニメーション映画『この世界の片隅に』初日舞台あいさつに出席した、のん (C)ORICON NewS inc.

 能年玲奈から改名した女優・のん(23)が12日、都内でアニメーション映画『この世界の片隅に』初日舞台あいさつに出席。自身を「生活する才能がなかった。毎日3食ご飯を食べたり、お洗濯をする才能がない」と独特の言い回しで表現し、主人公の声優を務めた同作をきっかけに「ご飯を作ったり、お洗濯をする楽しさがわかって、生活をするのが楽しくなりました」と変化を明かした。

【写真】音楽を担当したコトリンゴ

 声優を務めた主人公・すずについて「生活をすることを楽しんでいる姿が印象的だった」と語り、作品にちなんで日々のささやかな幸せを聞かれると「ポテトチップスとチョコレートを食べるとき」と告白。「制限していて、仕事が一息ついて次の日何もないときだけ。チョコは1日1個と決めているので、食べるときは幸せです」と笑顔だったが、片渕須直監督(56)から「この間はキャラメルをいっぱい食べていた」と暴露され、照れ笑いを浮かべていた。

 同作は、『夕凪の街 桜の国』などで知られる、こうの史代氏の漫画を、『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕氏が監督・脚本を務めてアニメーション化。戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女・すずが、戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする姿を追い掛ける。

 完成まで6年かかり、クラウドファンディングを利用して資金調達を行うなど苦労を乗り越えて初日を迎えた片渕監督は「僕一人の手柄じゃなくて、たくさんの方がこの映画を作った」と感謝。会場は立ち見がでるほど満員となり、音楽を担当したコトリンゴ(38)は「自分の人生の中で一生の宝物になりそうなすばらしい作品。音楽を作らせてもらって幸せ」と話していた。