ブンサテ中野、戦友・川島さんを亡くした「喪失感」語る 「また出会って音楽作りたい」とも

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
BOOM BOOM SATELLITESのボーカル川島道行さんとの別れを惜しんだメンバーの中野雅之 (C)ORICON NewS inc.

 10月9日に脳腫瘍のため死去したロックユニット・BOOM BOOM SATELLITESのボーカル川島道行さん(享年47)の「お別れ会」が15日、東京・新木場STUDIO COASTで行われた。開場前にはメンバーの中野雅之(44)が取材に応じ「寂しい気持ちは正直ある」と胸中を打ち明けた。

【写真】遺影も…献花台に花を供える参列者たち

 同ユニットは1990年に結成し、97年にヨーロッパでデビュー。会場にはライブやレコーディングに使用された楽器、過去にリリースされたCDやフライヤー、楽曲制作の資料など、これまでの活動の軌跡が展示された。

 会場を見渡し、感慨深げにこれまでの歩みを振り返った中野は「大学の同級生から活動を始めて、学生の時の友達と音楽を演奏することの延長がこうやって形に残って、とても幸せなことだと思う。川島くんの人生は短かったかもしれないけど、充実した人生を過ごしてくれたと思う」と胸を張った。

 死去から1ヶ月余りが経過したが「ここ数年はかなり病気も深刻な状態で音楽活動を進行していたので、こういう時を覚悟はしていたはずだけど、生きている間の存在感はすごかったんだな」と、いまだに心の整理はついていない様子。「大事な友達というか、戦ってきた戦友でもある。僕の個人的な感覚としては喪失感が大きい。改めて大きい存在だったんだなと実感しています」と声を振り絞った。

 天国の川島さんへ向けて「またどこかで出会って一緒に音楽を作りたい。演奏をしたいので帰ってきてほしい」と本音を漏らした中野。今後の活動については「僕はこのバンドを通じて音楽のすべてのことを学んできた。これは僕にとっての大きな財産。まだ音楽の力は大きいし影響力がある。もっと人の心の奥底から原動力になるような音楽制作に自分の力や経験を使っていきたい」と話した。

 多くのファンが「お別れの会」に駆けつけ、静岡県在住の40代男性は「会場に来るまでずっとBOOM BOOM SATELLITESの音楽を聴いてきました。もちろん悲しいけれど、明るい気持ちで感謝の気持ちを伝えたい」。東京在住の30代女性も「大勢のファンが集まって川島さんは本当に幸せ者だと思います。一生、BOOM BOOM SATELLITESの音楽を聴いていきます」と故人との別れを惜しんだ。