実写『鋼の錬金術師』映像初公開 アルフォンスはフルCG

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実写映画『鋼の錬金術師』の映像が初公開 (C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会

 人気グループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演する映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)の映像が16日、公式サイトで初公開された。原作は、荒川弘氏原作の人気漫画で通称"ハガレン"。映像には、イタリアで撮影された壮大な美しい風景や、山田演じる主人公エドワード・エルリックが登場するほか、主人公の弟アルフォンス・エルリックの姿も。体全てを失い、鎧の姿となったアルフォンスの再現方法に注目が集まっていたが、日本映画では不可能とされていた最先端の技術を用いて、全編フルCGのリアリティあふれる姿が制作された。

【原作カット】フルCGで再現されるアルフォンス・エルリック

 同作は、幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンスの波乱に満ちた冒険と成長のストーリー。幼い2人は母親を生き返らせるために"錬金術"の最大の禁忌 "人体錬成"を行い、失敗。その代償としてエドワードは体の一部を、アルフォンスは体全てを失い、魂を鎧に定着させた体になってしまう。やがてエドワードは国家錬金術師となり"鋼"の二つ名を授かり、失ったすべてを取り戻すため、絶大な力を秘める"賢者の石"を探す旅に出る。

 原作のファンタジーな世界観は日本での映像化は不可能と言われ、ハリウッドでの映画化もうわさされてきたが、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGを手掛けた曽利文彦監督がメガホンをとり、錬金術を駆使したアクションシーンの映像化に挑む。

 イタリアロケを経て、国内に撮影地を移し8月下旬にクランクアップを迎えたが、公開まで約1年近くもの時間をかけて、精密なCG映像を制作している。

 2000年以降、日本のCG、VFX技術の進歩は目覚ましく、曽利監督作品『ピンポン』(02年)や、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05年)、近年では『シン・ゴジラ』(16年)に登場するゴジラ、『デスノート Light up the NEW world』(16年)での死神リュークなど、フルCGで制作されたリアルなキャラクターたちによって、日本映画界においてもハリウッドに負けないCGでの実写映画化の可能性を広げてきた。そんな今だからこそ、"実写化不可能"と言われてきた同作の映画化にも期待がかかる。

■映画『鋼の錬金術師』公式サイト
http://hagarenmovie.jp