N.W.レフン監督、3年ぶり来日 “友人”小島秀夫氏と対談

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映画『ネオン・デーモン』公開記念トークイベントを行った(左から)N.W.レフン監督、小島秀夫氏 (C)ORICON NewS inc.

 2012年に映画『ドライヴ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したニコラス・ウィンディング・レフン監督が17日、都内で行われた最新作『ネオン・デーモン』(来年1月13日より順次公開)のイベントに登場。「日本で最も仲がいいクリエイター」という、ゲームクリエイターの小島秀夫氏と対談した。

【写真】2人で仲良くファイティングポーズ

 レフン監督にとって3年ぶりとなる日本で、友人である小島氏と日本で会うのは今回初めてとなる。小島氏は、レフン監督と出会うきっかけについて「(映画)『ヴァルハラ・ライジング』がアメリカで公開されて、面白いと聞いた。ブルーレイを輸入して観て、ぜひ会いたいと。(初対面では)一方的に好き好き光線を出した。ものづくりをしている人は孤独なので、それを共有して仲良くなった。お互い観てきた映画、聴いてきた音楽も共通していた。昔からいたクラスにいた友達みたいな感じ」と告白した。

 小島氏はレフン監督の才能を認めており、最新作も「すごいですよ、やっぱり。初めての女性を主人公にした映画だが、男性的でもある。少女から大人になる、光と影、愛と憎悪の話。レフン監督ならではの世界観。嫉妬しましたね、すごく美しい映画です」と絶賛した。

 レフン監督の最新作は、トップモデルを目指す少女と取り巻く人々の美に執着した様を描く。主演はエル・ファニングを迎えている。エルを起用した背景は「ほかにこの役を演じられる人いなかった。役を作り出す要素と資質を持っているのは彼女しかいなかった」と述べ、同作は「『自分が16歳の少女だったら?』という空想に浸った結果なんだ」とレフン監督。

 2人にはファンからの質問も集中。どんなところから作品が誕生するのか聞かれると小島氏は「24時間考えています。出そうと思って出したことはないですね」と話したが、レフン監督は「教えられません。話したらミステリーがなくるから」と秘密。しかし、映画を撮る原動力については「ものを作る時という行為を愛している。自分の化身がどうあるのかを空想するのが大好きなんだ。クリエイティブには強い気持ちがないといけない。執着というレベルまでいかないと、ものづくりはできない」と強い意志を明かした。