ももクロ・百田、朝ドラ出演の心境を語る 「ももクロは"素の自分"」

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『べっぴんさん』に出演中のももいろクローバーZの百田夏菜子

 ももいろクローバーZが、延べ25万人を動員した初の5大ドームツアー『MOMOIRO CLOVER Z DOME TREK 2016"AMARANTHUS/白金の夜明け"』のDVDとBlu-rayを発売。5人それぞれ、グループ以外の活動を行うなか、ももいろクローバーZとはどのような存在なのかを改めて語り合う。また、リーダー・百田夏菜子が、出演するNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』についても真摯な想いを明かした。

【写真】生き生きとしたキュートな笑顔で魅せる百田夏菜子

◆私たちの根本はライブにある、ずっと大切にしたい場所

――ドームツアー後、改めてライブへの想いは変わりました?
【有安杏果】 ライブは"生きもの"だなって思った。そのときそのときで来てくれるお客さんが違うから温度感も変わるし、私たちも同じことをやる方が難しい。そういう意味では本当に生モノだなと。
【高城れに】 私はライブってパワースポットだと思います。自分たちもお客さんも同じものを見て同じ言葉を放って、いろんな人がひとつになる。そこにはすごい力が発生するし、それがお互いのパワーになって、エネルギーの交換をしている気がします。
【百田夏菜子】 だからこそずっと大切にしたい場所。アイドルっていろんなお仕事をさせてもらえるけど、私たちの根本はライブにある。だから、ライブでしか見られない綺麗で贅沢な景色をこれからもずっと見ていたいし、失くしたくないなと思います。

――現在、百田さんはNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演中ですが、百田さん以外の4人もドラマは観ています?
【玉井詩織&佐々木彩夏&有安杏果&高城れに】 観てます!

――感想は?
【百田】 お、聞いたことないから聞きたい!
【有安】 リーダーが関西弁をしゃべっているっていうのが自分的にはすごく萌えました(笑)。
【玉井詩織】 うちでは朝、テレビで朝ドラがついているのがずっと習慣なんですけど、そんな日常の中に「あれ? めっちゃ知ってる人がいる」みたいな(笑)。でも、それが自然でめちゃめちゃなじんでいて不思議な感じがしました。
【高城】 自然すぎて同一人物とは思えないよね(笑)。

――確かに、『べっぴんさん』の百田さんとももクロの百田さんは違う。完全にスイッチが違いますね。
【百田】 そうですねぇ。普通はアイドルって自分を可愛く見せようとするじゃないですか。
【佐々木彩夏】 そうなの? 知らなかった(笑)。
【百田】 いや、そういうとこもあるじゃない? メイクしたり可愛らしい衣装を着たり。
【佐々木】 華やかなイメージだよね。
【百田】 でもドラマでは一切、可愛く見せようって気持ちを持たないっていうか。
【佐々木】 すっぴんだもんね。
【百田】 そそ。すっぴんで仕事することって、普段はないじゃない? そこも今までとは違うから、自分的にも気持ちを変えやすいっていうのはある。だからももクロの仕事に戻ってメイクすると、逆に新鮮になります。アゲれる!って(笑)。

――でも、すっぴんであれだけ可愛いってスゴいです。
【百田】 いやいやいや(照れ)。
【佐々木】 うちらはもう見慣れているけどね。現場に入ってくるときのいつものリーダーの顔だって(笑)。

◆ももクロにいるとき、"素の自分"を改めて感じる

――ちなみにドラマ撮影後、ももクロの現場に戻ってきたとき、ホッと安心したり落ち着く感覚ってあります?
【百田】 全然、あります。雰囲気がまったく違うから。
【玉井】 リーダー、楽しそうですよ。ドラマに出るようになってから、ももクロの現場では前以上に生き生きしてる。
【佐々木】 うち(ももクロ)の現場が一番、いいってこの間も言ってたよね?
【百田】 ちょっ、言ってない言ってない。それは語弊があるからっ(汗)。でもいつ会ってもいつもと同じ感じでいてくれるメンバーに対しては、ありがたいなって改めて思う。
【玉井】 そんなメンバーが"す~"?
【玉井&佐々木&有安&高城】 "だいす~"?"だいす~"?
【百田】 (ごまかして)いやいや、照れちゃうな(笑)。だから、仕事の切り替えとか難しいと思っていたんだけど、こっちに戻れば無理やりにも引き戻される感じはありますね。
【玉井】 衣装を着たら一瞬で、変わるしね。
【百田】 そうそう。そこも本当にありがたいし。
【佐々木】 ありがたい、し~? 
【高城】 みんなことが"だいす~"?
【百田】 あ、はい、フツーに大好きです。
【佐々木】 サラッと言っちゃった(笑)。
【高城】 今の夏菜子ちゃんの気持ちを代弁すると、ももクロは家族みたいだから切り替えるってよりも、おうちに戻ってきたって感じってことです。
【玉井&佐々木&有安】 代弁しちゃったよ(笑)。
【百田】 はい、間違いないです(笑)。

――他のメンバーも5人主演の映画など、お芝居の経験はありますが、やはりももクロのお仕事と他の現場は違いますか?
【玉井】 お仕事は内容は別だけど、影響しあっている気がします。映画の現場を経験した後、ダンスの先生が「みんな表情が良くなったね」とか「表現力がちょっと上がったね」って言ってくださったんですよ。だから、表現するって部分ではどの仕事もどこか相通ずるものがあるのかなって思う。
【百田】 あと、ドラマや映画で自分とは違う人の人生を演じる経験をすると、ももクロにいるときの素の自分を改めて感じるっていうか。いい意味でギャップを感じて面白いので、ファンの人にもそれを見てもらって、さらにももクロを楽しんでもらえたらいいなと思いますね。

――ソロ活動や女優業でいつもと違う姿を見せることが、結果的にももクロの魅力に還元されているんですね。
【玉井】 私たちが元々、目指している理想の形は1人ひとりでも活躍できて、なおかつ5人で集まってももクロになったとき、さらにパワーアップするっていうグループの在り方なんですね。そういう意味では今回、リーダーの朝ドラ出演っていうのは私達グループにとっても結構、大きな出来事で。理想の形態にちょっとずつ近づいているのかなって思うし、他のメンバーもそれぞれ力を出せる場所があるな挑戦していきたいと思います。
【百田】 5人の中で、メンバーの誰かが主演したドラマや映画の主題歌をももクロで歌うっていう、ひとつの大きな夢があるんです。全員で出させてもらった作品の主題歌を歌ったことあるけど、誰かひとりが出ているときにグループで歌うっていうのはまだないのでいつか実現したいなと。
【佐々木】 ミュージック番組とかで「百田夏菜子さん主演映画の主題歌、ももいろクローバーZが歌う○○」って紹介されたいよね。『ぺっぴんさん』の主題歌はムリかな?
【百田】 もう歌われているから!(笑)。
【佐々木】 最終回だけももクロが歌うとか......。
【百田】 ないない。しかも最終回って、何で一番いいとこ持ってくの?。
【佐々木】 無理かー。
【百田&玉井&有安&高城】 無理だよ!(笑)。

(文:若松正子)