【べっぴんさん】松下優也、片思いキャラ好演「反響うれしい」

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』ヒロイン・すみれに好意を寄せていた栄輔(松下優也)。すみれの夫・紀夫が戦地から復員して…、どうする!?(C)NHK

 NHKで放送中の連続テレビ小説『べっぴんさん』(月~土 前8:00 総合ほか)に、ヒロイン・すみれに好意を寄せる岩佐栄輔役で第3週より出演中の松下優也(26)。戦後、出征した夫の帰りを待つすみれ(芳根京子)と出会い、一目惚れ。すみれを支えたいという気持ちがピークに達したところで、すみれの夫・紀夫(永山絢斗)が生還。自分の気持ちを押し殺してすみれを祝福していた栄輔だったが、これからどうなってしまうのか?

【場面写真】3人で満開の桜を見ようと思っていたのに…

 第7週(11月14日~19日)は、栄輔にとっては幸福の絶頂から絶望のどん底に突き落とされるような週だった。すみれの娘・さくらに「お父さん…」と呼ばれ、思わず顔をほころばせた栄輔。すみれの家で一泊した翌朝、堅いつぼみをつけた桜の木を見ながら、すみれとさくらと3人で満開の桜を見ようと約束したところがピークだった。その直後、すみれのもとに紀夫からの手紙が届く。桜が満開になった頃、栄輔は大阪・梅田の闇市の一角で、一人でそれを見つめ、すみれは神戸の自宅近くで紀夫と再会を果たしていた。

 今後の栄輔について、演じている松下に聞くと、「紀夫さんが帰還されたことによって、すみれさんやさくらちゃんへの接し方がいままで通りじゃだめなんだと気付かされることになります。栄輔は乱暴なとこもあるけど、とても責任感がある人間だと思うので、自分の気持ちを抑えてでも、任された仕事はやり遂げると思います。その後は…どうなるのでしょうかね。今後が楽しみですね(笑)」と含みをもたせた。

 第7週が終わった時点で、ちょっぴりキュンときて、思わず応援したくなってしまうような恋心を胸に秘めた唯一のキャラクターが栄輔だった。その反響は、松下にも届いており、「18歳の時に歌手でデビューしてから、僕のことを応援してくれているファンの方々からたくさんメッセージをいただいて、元気をもらっています。特にお手玉をした回(第6週・第36回)は、いつも以上に反響があったように感じたので、ツアー中もお手玉を持って行って、いっぱい練習した甲斐がありました」。

 松下は、兵庫県出身。2008年に歌手デビューし、15年に結成された関西発のボーカル&ダンスグループ・X4のメンバーとしても音楽活動を行っている。その一方で、ミュージカル『花より男子 The Musical』『黒執事』『イン・ザ・ハイツ』に出演するなど、数々の舞台や映像作品で俳優としても活躍してきた。今回の連続テレビ小説初出演を機に全国区の知名度を獲得することに。

 「栄輔という役を通して、僕のことを知って下さった方からもメッセージなどたくさんいただくのでそれもすごくうれしいです。家族や友達はもちろんですが、自分の側にいるファンの方に喜んでもらえることが何よりも僕はうれしいです」。

 チーフプロデューサー・三鬼一希氏からの評価も高い。「戦後、闇市の中で暗い顔をしている女の子と出会い、空襲で亡くなった妹の姿を重ね、勇気づけたい、支えたいと思う。栄輔はとてもわかりやすい男。松下さん自身が関西人で、とても明るい方ですし、その上で、栄輔の影の部分、失った家族への思いや、すみれへの恋心を繊細に演じてくれています。無駄に明るい電球のような存在をイメージしていましたが、それだけじゃないキャラクターになりましたね」と話している。

 第8週(11月21日~26日)は、ようやく帰還した紀夫の心の闇が描かれる。戦地での過酷な経験から、人を信じられなくなってしまった紀夫。すみれが友人たちと協力して店をやっていると聞くと、そこには裏があると言いだしたり、歓迎会でも横柄な態度をとってしまう。さらに自分が「坂東営業部」の立て直すと宣言するが、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)がすでに動いていることを知ると、ふてくされて他の仕事を探し始める始末。すみれの父・五十八(生瀬勝久)の説得もあり、紀夫は再び坂東営業部で働くことになるが、ファッションショーの仕事を最後にすみれにお店を辞めるように言う。困惑するすみれは…。

※記事初出時、役名の漢字表記に「英輔」と「栄輔」が混在しておりました。正しくは「栄輔」です。訂正してお詫び申し上げます(編集部)。