紫吹淳、デビュー30周年公演で男役封印を発表「夢を壊さないため」

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男役封印を発表した紫吹淳 (C)ORICON NewS inc.

 元タカラジェンヌ・男役トップスターの紫吹淳(48)が25日、東京・日経ホールでデビュー30周年を祝うコンサート『30th Anniversary「紫吹淳コンサート」Le histoire〜その歴史30・そして未来へ〜』公演前に囲み取材に応じ、同公演を持って男役を封印することを発表した。

【ゲネプロ写真】最期の男役を披露した紫吹淳

 紫吹は1986年に月組の「レビュー交響楽」で宝塚の初舞台を踏み、1992年に「スパルタカス」新人公演で初主演を務め、2001年に月組のトップに抜てき。2004年3月に退団後、同年4月に女優デビュー。現在は舞台・ドラマ・バラエティー番組で活躍し多忙の中でも、年に一度は男役の仕事をこなしていた。

 封印に至った理由を「かっこいい男役をこれ以上、歳を重ねてやる自信がない。皆さんの夢を壊してはいけないと思う」と説明し、「現役の時よりはかなり劣っているとは思うんですが、このままかっこいいと言われるまま終わらせた方が皆さまの夢が壊れないのかな」と話した。

 引退を考え始めたのが時期は、25周年ぐらいからだといい「自分が求めている男役像に達しない。自分が想像するのと違う男役像になっている自分が許さない」と葛藤があったことを吐露。

 今後にやってみたい役について「カルメンのお芝居が面白いなって思った。ちょっと男混ざりの女みたいな役をあんまりやってない。どちらかというと品のいい感じ役が多いので、カルメンに興味を持ちました」と、新たな一面に挑戦する姿勢を見せていた。

 同公演は、フランス語で「歴史」の意味を持つLe histoire(イストワール)をテーマに、宝塚時代の名曲からダンスナンバー、最新曲まで紫吹の30年の“軌道”を余すことなく詰め込んだアニバーサリーコンサート。紫吹は「この3日間は、宝塚を退団する時よりもまた違った意味で胸が詰まる思いはあります」といい、「支えてくださる皆様に恵まれている。感謝を込めて3日間誠心誠意込めてやりたいと思っています」と意気込んだ。同公演はきょうから27日まで開催される