國村隼、韓国・青龍映画賞で男優助演賞&人気スター賞をW受賞 外国人俳優初の快挙

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
國村隼が物語のカギとなる“よそ者”を怪演した韓国映画『哭声/コクソン』(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

 韓国映画『哭声/コクソン』に出演した俳優の國村隼が25日、第37回青龍映画賞の男優助演賞と人気スター賞をW受賞した。同映画賞37年の歴史のなかで外国人俳優がノミネートされるのは全部門を通して史上2度目となり、受賞は初の快挙となった。同作での國村の怪演は大きな話題となり、今年の韓国で一番ホットな日本人俳優として人気を博していた。

【写真】釜山でも韓国映画ファンに囲まれたスター・國村隼

 『哭声/コクソン』は、残虐な家族殺害事件が多発しはじめる田舎の村を舞台に、謎めいた噂とともに混乱の渦に巻き込まれる村人たちのなかで、その裏でうごめく存在の正体がじわじわと明らかになっていくオカルトチックなサスペンス・ホラーの衝撃作。

 『チェイサー』『哀しき獣』などを手がけたナ・ホンジン監督がメガホンをとり、悪役出演が多いクァ・ドウォンがどこか抜けたところのある主人公の刑事を演じ、韓国スターのファン・ジョンミンはこれまでにあまり見ない意外な姿を見せる。國村は、平和な田舎の村に大きな変化をもたらす“よそ者”を怪演。脳裏に焼くつくような強烈なインパクトを与える演技を披露している。

 今年のカンヌ映画祭での上演が現地で大きな話題になり、その後の韓国公開では観客動員700万人に迫る大ヒットを記録。10月に開催された釜山国際映画祭での國村のトークイベントには会場の外まで大勢の映画ファンがつめかけ、熱心に質問を投げかける姿が見られた。

 『哭声/コクソン』は2017年3月11日より日本公開される。