「ハルト」58通り&「ハナ」43通り 子どもの名前、漢字表記の多様化進む

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明治安田生命『2016年生まれの子どもの名前』で読み方1位になった名前。同じ読みでも漢字表記は多様化している (C)oricon ME inc.

 近年増えている難読名。漢字の訓読み・音読みの枠を超えた読み方も多く、ふりがながなければ読み方に迷うものも...。28日に明治安田生命から発表された『2016年生まれの子どもの名前』調査を見ても、その傾向は顕著になってきている。

<ランキング表>2016年子どもの名前、男の子編TOP10

 同調査で"読み方"の1位になった名前は、男の子は【ハルト】、女の子は【ハナ】だが、漢字表記はさまざま。8年連続で男児1位を獲得している【ハルト】は、「陽翔」の表記がもっとも多く、「晴翔」「春翔」「陽斗」「遥斗」「陽大」「悠人」「遥大」「陽人」「陽仁」「陽都」などが続いた。昨年は45通りの表記が見られたが、今年は58通りに増加。

 2位の【ソウタ】も「颯太」「奏太」「聡太」「蒼太」「奏汰」「湊太」「蒼大」など32通り、3位の【ユウト】は「悠人」「悠斗」「悠翔」「優斗」「悠仁」「優翔」「結人」「佑斗」「勇人」など、50通りの表記が見られた。

 女児1位の【ハナ】も、響きはシンプルなものの「花」「華」のほか、「羽那」「羽菜」「はな」「花奈」「華奈」「咲花」「波奈」「葉奈」「陽奈」など。昨年は27通りだったが今回は43通りに増加した。2位は【サクラ】で、もっとも多かったのがひらがな表記の「さくら」だが、「咲良」「桜」「咲来」「咲桜」「咲愛」「桜花」「桜生」などの書き方が。"桜""咲"などの漢字を使った表記が多い中、「沙來羅」「沙宮良」といったものも見られた。

 同社によると、「音の響きを重視する傾向から、特定の名前に人気が集中する傾向」にあるといい、ハルトやユウトなど、毎年TOP10にランクインしている人気の名前ほど表記にこだわる傾向が。そのほか「"想い"や"願い"を漢字に込めた名前にしたい」という親の愛もまた、漢字表記の多様化につながっているようだ。

【調査概要】
対象:明治安田生命の個人保険、個人年金保険の加入者
人数:個人保険、個人年金保険の保有契約 約1153万件のうち、2016年生まれの男の子8947人、女の子8509人