武井咲と共演の三田佳子、ベテラン女優の矜持「若い人とも生々しく」

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
武井咲(右)にベテラン女優としての境地を吐露した三田佳子 (C)ORICON NewS inc.

 NHK総合で放送されている女優・武井咲主演の時代劇『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』(毎週土曜 後6:10、全20回)では、12月に前半のクライマックス、赤穂浪士による吉良邸討ち入りが描かれる。これに先立ち、主人公・きよ役の武井と、元浅野家家臣・磯貝十郎左衛門役の福士誠治、きよの叔母・仙桂尼役の三田佳子が会見を行った。

【写真】きよ役への意気込みを語った武井咲

 同ドラマは、赤穂浪士の討ち入りでは終わらず、後半からは男たちが成し得なかった浅野家再興のため、きよは最終的に江戸城大奥へ上がり、7代将軍徳川家継の生母・月光院にまで上り詰めるサクセスストーリーを描く。

 時代劇初挑戦の武井だったが、撮影に入ってから3ヶ月が経ち、チーフ演出の伊勢田雅也氏は「本番での集中力の高さに感心する。演出に困った時は武井さんを撮っていれば大丈夫」と信頼を寄せる。武井も「きよを演じながら、自分自身も成長していっている気がします。この役は私にしかできないと自信を持って、引き続き頑張っていきたい」と意欲も新たに誓った。

 演出家に「武井さんを撮っていれば大丈夫」と言われ、福士や三田も役者として黙ってはいられない。十郎左衛門は、仇討ちの本懐を遂げた後、切腹して果てるが、福士は後半も「違った形」で出演することが決まっているという。「きよの相手役として、きよの心を動かす存在として、頑張りたい」。

 三田は「キャリアを積みすぎちゃって、そろそろ邪魔な存在にもなりかけている」と自虐を交えて笑いを誘い、「若い人と一緒に芝居をするというのは徒や疎かにはできない」とベテラン女優なりの境地を吐露した。「ただのおばちゃんに見えたり、古くさい人になっちゃたりする。生々しく一緒にお芝居ができないといけないので、おばあちゃんの役なのにやたらきれいに映りすぎていても良くないし。そういった中で、カメラマンにアップを撮ってもらえるかどうか(笑)。咲ちゃんばかり撮っているんじゃないかしら、と思いながらも、だいぶ努力して、こぎつけています」と話していた。