スマホで手軽に楽しめるVR 「3DVR」体験レポート

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組み立て式の3DVRスコープ (C)ORICON NewS inc.

 2016年、一気に耳にする機会が増えた「VR」という言葉。「バーチャル・リアリティー」の略で、専用のヘッドセットを使うととにかく立体的でリアルな映像体験ができる…? なんとなくその概要をきいてはいるものの、実際に体験したことがあるかといえば、まだまだ縁遠い人が多いのではないだろうか。「VR元年」ともいえる今年のうちにぜひとも体験しておきたい! ということで、動画配信サービス・GYAO!協力のもと「3DVR」の魅力をリポートしていく。

【動画】スマホで簡単「3DVR」を体験

 いわゆる「VR」が“没入感”で臨場感を味わえるのに対し、3DVRは立体的なビジョンでリアリティーを追求している点が異なる。また、今回体験した3DVRは本格的なヘッドセット環境がなくても、組み立て式の「VRスコープ」とスマートフォンを組み合わせることで手軽にバーチャル・リアリティーを味わえるという点も重要だ。

 筆者が体験したのは、厚紙を組み立てたゴーグルからスマートフォンをのぞきこむタイプのごくごく簡易な装置。のぞきこむと、部屋の中で椅子に座り話をする女性と周囲のテーブル、映り込んでいるスタジオ機材などの距離感がかなり正確に、奥行きをもって再現されているという印象だった。上下・左右それぞれ180°対応しており、視野の広さも問題なし。ヘッドセットタイプのVRでたびたびきかれる「酔う」ような感覚もなく(個人差はあるだろうが)、スマホの画面を見ているとは思えない“自然な空間の広さ”が目の前に広がっていた。

 本格的なヘッドセット環境の利用人口はまだ少なく、本格的な普及に時間を要している現状から、GYAO!としてはこういった手軽に楽しめるVRコンテンツの拡充にまず力を入れていく方針だという。特に、無料で視聴できる映像が充実している強みとVRの親和性を生かしていきたいと担当者は話す。

 そのVRコンテンツの第1弾として企画されているのが、歌手・宇多田ヒカル(33)がデビュー記念日12月9日に放送するネット番組『30代はほどほど。』。国内初となる3DVRと2Dマルチアングル、2つのチャンネルで生中継される。宇多田のトークに加えスタジオ生パフォーマンスも予定されており、3DVRならではの臨場感あふれるライブ体験が期待できる。

 3DVRの視聴には事前応募が必要となり、オリジナルの「VRスコープ」も540円(税込)で販売している。応募締切は12月3日(土)午後11時59分まで。

■宇多田ヒカル『30代はほどほど。』概要
放送日時:12月9日(金)午後9時~9時半(予定)
内容:宇多田ヒカルとファンがインタラクティブにコミュニケーションするバーチャル・リアリティー番組。スタジオ生パフォーマンスも予定
特設サイト http://www.utadahikaru.jp/hodohodo/