ディー・エヌ・エー「WELQ」の全記事非公開に 医療情報の信憑性問題受け

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WELQ(画像はホームページより)

 ディー・エヌ・エーは29日、同社が運営するヘルスケア情報キュレーションサイト「WELQ(ウェルク)」内の医療情報の信憑(しんぴょう)性が問題視されていることを受け、サイト内の全記事を、同日午後9時をもって非公開としたことを発表した。

 同サイトは、「ご利用いただいている皆さまには、多大なるご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「医学的知見を有した専門家による監修がなされていない記事が公開されていたことに関して、かねてより進めている医師や薬剤師などの専門家による医学的知見および薬機法をふまえた監修体制を速やかに整えます」とコメントした。

 その上で「医学的根拠に基づく監修を順次行い、皆さまに安心してご利用いただける状態にしたのち、WELQ編集部名義で記事を掲載していく方針です」とサイト内の浄化を優先するとしている。

 現状、同社運営のキュレーションサイトは編集部の独自記事および外部ライターへの依頼記事に加え、一般ユーザーによる自由投稿による記事掲載も可能な形で運営している。今後の対応としては社内に管理委員会を設置し、「一般ユーザーが作成・投稿した記事のチェック体制強化など信頼性を担保できる仕組みを整備していく」とした。

 同サイトはこれまで専門家の監修なしに医療や薬品に関する情報を多数掲載。医学的根拠の乏しい記事が多いとして、医療関係者らから指摘が相次いでいた。