RG、ゆりやん、ブルゾンちえみ…『R-1』キャラ芸人たちの熱き戦い

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『R-1ぐらんぷり2017』ファイナリストの(左から)ゆりやんレトリィバァ、レイザーラモンRG、ブルゾンちえみ (C)ORICON NewS inc.

 “ひとり芸日本一”を決定する『R-1ぐらんぷり2017』決勝が、あす28日に開催される。今年も個性豊かな9人のピン芸人たちがファイナリストとして選ばれたが、今回はその中から5人の“キャラ芸人”たちにスポットを当ててみたい。

【個別ショット】優勝は誰の手に? ブルゾンちえみら決勝進出者

■RG「R-1 is ライフワーク」 横澤夏子、2度目の挑戦で狙うは王者

 まずは、Aブロックのトップバッターを自ら名乗り出る“男気”で会場を沸かせたレイザーラモンRG(42)。ネタ中はもちろんのこと、決勝進出者の記者会見の席上でも、ドナルド・トランプ米大統領になりきり、報道陣に対して「You、NYタイムズ? フェイクニュース!」と一喝するなど、緊張感の漂う雰囲気を一気に和らげた。自身のライフワークだという『R-1』にかける思いは人一倍強い。

「2014年の『R-1ぐらんぷり』のファイナリストでLINEグループを作っていて、いまでも仲良くて、お互いのライブに呼び合う中でトランプネタも生まれた。今回も、みんなの絆ができているので『あの大会良かったね』ってなればいいなと。毎年の年末から年始にかけて、ピンネタを作って研いで『R-1』に懸ける。それが僕のライフワーク。『R-1 is ライフワーク』で、今年ダメでも来年、何回でもチャレンジします! ライフワーーク!!」。

 同じくAブロックに名を連ねるのが、独特な観察眼を活かした“女子あるある”ネタが持ち味の横澤夏子(26)。初出場となった昨年に引き続き、2年連続で決勝戦へと駒を進めたが「去年、単独ライブツアーをやらせていただいたのですが、スタッフさんやお客さんたちに恩を返したいと思っていたので、本当に良かった」と胸をなでおろす。この1年間で、さらに磨き上げたネタを武器に目指すは“ピン芸人の頂”だ。

「私の人生そのものを見てほしい。ただただ私の自己満足で、すごく楽しそうだな、楽しんでやっているなというところを見ていただきたい。だいたひかるさん以来、女性が全然優勝してないので、なんとか優勝して、友達にしか公開してないFacebookで自慢したい(笑)」。

■ゆりやん&ブルゾン、平成生まれ女芸人の台頭 ダークホース・石出奈々子に注目

 続いてBブロックの先陣を切る、ゆりやんレトリィバァ(26)。横澤と同じく、2年連続の決勝の舞台となるが、24日に行われた『第47回NHK上方漫才コンテスト』では女性ピン芸人として同大会初の優勝を果たすなど、乗りに乗っている。「去年のR-1を終えて、2本目が足りないと目に見えてわかりました」との反省を踏まえて臨む今回、優勝の先には大きく世界を見据える。

「まったくの欲望なのですが、世界に通用する芸人になりたいので、副賞の冠番組でニューヨークとかに、ちょっと一歩踏み出して行きたいです。先にアメリカ行って、アメリカから東京に輸出して、大阪に恩返しできるような番組になれば…」。

 今大会注目のダークホース・石出奈々子(32)もBブロック。純粋無垢なキャラクターになりきって、テンポ良く「ジブリあるある」を披露するネタで決勝への切符を手に入れたが「自分の名前が呼ばれるとは思わなくて、本当にジブリじゃないですけど『なんだか夢みたい!』って感じでした。でも、LINEが200件くらいきて『夢だけど、夢じゃなかった!』」とジブリネタで喜びを表現した。決勝当日に向けての仕上げ方も“ジブリ”一色だ。

「とにかく元気で笑顔で明るく、いいことがあると信じてやるので、みなさんもニコニコ幸せな気持ちになってもらえたらいいなと。あとは、ひたすらジブリ映画を見て『私は、ジブリのヒロイン』って頭に叩き込みたいです。なりきれば『どんなことも、きっときっとうまくいくわ』ってなると思うので」。

 そして、Cブロックに登場するのが現在人気沸騰中のブルゾンちえみ(26)。おなじみのネタの“お供”をする2人の男「With“B”」が不在の状況での戦いだったが、芸歴2年目ながら見事にファイナリストとして勝ち上がった。優勝賞金500万円の使い道について「いつもはシュッとした男性を従えているので、彼ら2人にいい思いをさせてあげたい」とWith Bへの気遣いを見せながら、大舞台でキャラを爆発させると誓った。

「女ってうれしいし楽しい、そういう感情を感じれば感じるほど、輝きを増す生き物なので、優勝を目指して頑張って、細胞を喜ばせたいと思います。まだ、がんばっている最中なので、家族には優勝してから、この喜びを伝えたいです」。

 決勝のネタ順は、AブロックにRG、横澤、三浦マイルド(39)、Bブロックにゆりやん、石出、ルシファー吉岡(37)、Cブロックにブルゾン、マツモトクラブ(40)、アキラ100%(42)に決定。そのほか当日生放送で発表される「復活ステージ」通過者3名が加わった12名による変則トーナメント方式。持ち時間3分で行われ、4人ずつが3ブロックに分かれて各ブロックの勝者を選出。勝ち上がった3人で賞金500万円を賭けた最終決戦を行う。

 司会は14回連続の雨上がり決死隊と加藤綾子が務め、審査員は桂文枝、関根勤、清水ミチコ、ヒロミ、板尾創路が担当。決勝戦の模様は、あす午後7時からカンテレ・フジテレビ系全国ネットで生放送される。