三谷幸喜『真田丸』後初の舞台 新境地の演出「神の声を聞いた」

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
演出に関して「神の声」があったことを明かした三谷幸喜 (C)ORICON NewS inc.

 大河ドラマ『真田丸』の脚本を担当していた脚本家の三谷幸喜氏(55)が7日、東京芸術劇場シアターイーストで自身の書き下ろし最新作の舞台『不信~彼女が嘘をつく理由』の初日直前会見に参加。演出に関して「神の声」があったことを明かした。

【集合ショット】段田安則、優香らも出席した会見

 1年がかりの仕事だった『真田丸』の脚本を終えた三谷氏は「去年、1年間大河ドラマをやらせていただいた。やっと自分のホームグラウンドの舞台の世界に戻ってきたという感覚でやっている」と語った。

 勝手知ったる場所だが、今回はひと味違う部分があるという。自ら「僕はワンシチュエーションのコメディーが専門。セットを飾り込んで1回、幕が開いたら最後まで2時間ぶっ通しというパターンの芝居を作ってきた」と話すほど、セットを変えない芝居を得意とする。それが「今回は全部で34幕。2時間の芝居で34幕はあまりない。コロコロ場面が変わります」と極端に増やした。三谷氏は「この辺で違うものをやってみた方がいいんじゃないかという神の声を聞いた」と“宗旨変え”の理由を明かし、出演陣を笑わせていた。

 34幕に増やしたことで慣れない部分もあり「こんなにけいこ場で悩んだことはない」と話す三谷氏。演出プランについては「画期的な手法。イスがコンピューター制御で全自動で動く。ものすごくお金もかかったけど歴史に残る舞台になったんじゃないか」と“嘘”がテーマの同作よろしく冗談で煙に巻きながらも、確かな自信をのぞかせていた。

 会見には段田安則、優香、栗原英雄、戸田恵子も出席。『不信~』は小さな嘘が、さらなる嘘を引こ起こす、誰も予想できない不条理サスペンスコメディー。東京芸術劇場シアターイーストで、きょう7日から4月30日まで上演される。