キノフィルムズが新作ラインナップ発表 オダジョー主演作や『パディントン2』など

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
「キノフィルムズ 2017-18 ラインナップ発表会」に参加した(左から)阪本順治監督とプロデューサーのデヴィッド・ハイマン氏 (C)ORICON NewS inc.

 映画製作・配給会社キノフィルムズは9日、都内でラインナップ発表会を行い、2017年3月から2018年にかけて公開が決定している作品を紹介した。

【写真】自身の作品を語る阪本順治監督とデヴィッド・ハイマン氏

 チェ・ゲバラと共に戦った日系人・フレディ前村の生涯を、全編スペイン語での演技に挑んだオダギリジョー主演で描く『エルネスト』(日本・キューバ合作 10月公開)からは、メガホンをとった阪本順治監督(58)が出席。「誰が観るんですかねこの映画」と首をひねって笑わせつつ、「でも、そういうときのほうが僕は勝ってきたので自信があります」とコメント。

 続けて、「『勝ってきた』って言いましたが、さらなる大ヒットを目指して今さら題名を変えようかな。『君の名は。エルネスト』、あとは『シン・エルネスト』」と突然の提案で笑わせたあと、「やめておきます。映画は作品でもあり商品でもあります。作品としても商品としても勝っていきたいし、消耗品にだけはなりたくありません」と熱意を感じさせた。

 紳士すぎるクマの活躍を描く『パディントン2』からは、プロデューサーのデヴィッド・ハイマン氏が登壇。悪役としてヒュー・グラントが出演し、「前作に比べてよりアクション、キャストがパワーアップしている」とアピールした。

 そのほか、リュック・ベッソン監督が『フィフス・エレメント』以来20年ぶりにSFエンターテイメントに挑む『Valerian and the City of a Thousand Planets(原題)』(2018年公開)を発表。『スター・ウォーズ』をはじめ、数多くの映画に影響を与えたSF漫画を実写化し、『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーン、『スーサイド・スクワッド』のカーラ・デルヴィーニュが出演している。

 邦画ではそのほか、河瀨直美監督と永瀬正敏による『あん』のコンビが再びタッグを組んでカンヌに挑む『光』(5月27日公開)、『私の男』熊切和嘉監督の最新作『武曲 MUKOKU』(6月公開)、村上虹郎が主演する『二度めの夏、二度と会えない君』(今秋公開)が公開予定。

 ホテルマンを夢見る青年が起こした奇跡の実話を映画化し、母国ドイツで大ヒットを記録した『My Blind Date With Life(英題)』(2018年公開)、バレリーナを目指す少女を主人公にしたCGアニメーション『Ballerina(原題)』など、バラエティー豊かな作品を紹介。発表前の邦画を含め、2017年度は計24本の公開を予定している。