葵わかな、朝ドラ決め手は笑いのセンス 最終面談で“物まね”披露

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連続テレビ小説第97作目『わろてんか』にヒロインに決まった葵わかな (C)ORICON NewS inc.

 女優の葵わかな(18)が、平成29度後期のNHK朝の連続テレビ小説第97作目『わろてんか』(月~土 前8:00 総合ほか)のヒロイン・藤岡てんに決定し、9日、東京・同局内で会見を行った。“笑い”をテーマに吉本興業創業者で女性興行師・吉本せいをモデルにした同作だけに、製作統括・後藤高久氏は葵について「コメディエンヌの才能がある」と断言。「今回はそこを遺憾なく発揮してもらえば、大阪の人から愛される藤山直美さんに次ぐコメディエンヌになれるんじゃないか」と期待を込めた。

【写真】キュートにガッツポーズをする葵わかな

 オーデションで2378人の中から見事に主役の座を射止めた葵。後藤氏は「日常のつまらないことも少しやり方を変えるだけで面白くなる」と前置きした上で、実質の最終審査となったカメラテストでは「普通にやると深刻なシーンだったのですが、僕らは深刻なシーンを深刻にやるつもりはない。監督から『ちょっとでも笑いが入るなら笑え』と指示が入るなかで(葵は)頬をふくらませてみたり、ことさら大きく笑わそうというわけではないことができるんだとわかった」と、そのセンスに感嘆した。

 また、すでにヒロインに決定していたものの、それを明かされずに臨んだNHKとの最終面談では「一発芸を」と無茶ぶり。Eテレのキャラクター『ニャンちゅう』のまねを披露したが、その場では誰も笑わなかったそうで葵は「物まねの直後は『これはいけないことをしてしまった』と焦ったんですけど…。『ヒロインはあなたで決まりです』と言われ、開いた口がふさがらなかった」と驚きの表情で明かした。

 葵の物まねを見た後藤氏は完成度を「6割程度」と苦笑い。「そんなに悪くもないけど、めざましくもない。友達だったら笑うんだろうけど…頑張ってるから、笑ってあげなきゃとは思いますがそうそう笑えるものでもない。今後も精進していただきたい」と厳しくもあたたかいエールを送った。

 劇中の“笑い”の要素に焦点があたる一方、後藤氏は「このドラマに関しては昭和22、3年で終わり、せいさんがどう生きてきたかをやるので、会社の歴史を描くのではない」と説明。「お笑いのドラマかと思われている部分もありますが、どちらかというと夫婦愛を描くラブストーリーの側面が大きいドラマにもなっている。ラブストーリーとして楽しんでいただける話にしたい」と明かした。

 放送は17年10月2日から、全151回を予定。同年5月中旬から来年の2月~3月まで撮影する。