『君の名は。』RAD野田×『この世界の片隅に』コトリンゴ 奇跡のコラボが実現

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
RADWIMPS野田洋次郎主演ドラマ『100 万円の女たち』の主題歌を担当するコトリンゴ

 人気ロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎が主演するテレビ東京の新ドラマ『100 万円の女たち』(4月13日スタート、毎週木曜 深1:00~1:30)の主題歌を、大ヒットアニメ映画『この世界の片隅に』の音楽を手掛けたコトリンゴが書き下ろすことが10日、明らかになった。RADといえば、アニメ映画『君の名は。』の音楽を担当したことで知られる。昨年から話題の2大アニメ映画に携わった2人の奇跡のようなコラボが実現する。

主演のRADWIMPS・野田洋次郎

 シンガー・ソングライターでもある野田が主演するのであれば、主題歌もRADWIMPSで、というのが自然な気もするが、コトリンゴに依頼するに至った経緯について、五箇公貴プロデューサー(テレビ東京コンテンツビジネス部)は次のように説明する。

 「今回、野田さんにはRADの全国ツアーの合間を縫って連続ドラマの主演をやっていただくという、相当な負担をかけることになります。その上、楽曲を書き下ろしていただくということは、当初から現実的ではないと思っていました。もちろんRADの楽曲という選択肢は浮かんだけれども書き下ろしができない中で、果たしてその選択肢が正解なのか。野田さんご本人とも議論しましたし、悩みました」。

 脚本づくりを進めながら、主題歌について思案する中で、「今回のテーマは女性が歌うべきなんじゃないか、という思いがどんどん強くなっていきました。その上で、このドラマはショッキングなことがたくさん起こるストーリーなので、見終わったときにやさしい気持ちになれると、読後感がいいなと考えました。ドラマの中で野田さん演じる主人公の慎が書いている小説、『漂う感情』の世界観も音楽で表現できたらかなりすてきな作品になるのではないかという思いに至りました」。

 そこで白羽の矢が立ったのがコトリンゴ。『この世界の片隅に』以前から、映画、アニメのサウンド・トラックや多数のCM音楽を手がけ、卓越したピアノ演奏と柔らかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描くアーティストとして、各方面から注目を浴びていた。この提案に野田も大賛成したという。

 コトリンゴも主題歌の書き下ろしを快諾。「主人公である道間さんの流され漂っている感じ、割り切れない感情、それからミステリアスな状況をどう表現できるだろうと思い試行錯誤しています。どうぞ、お楽しみに」とコメントを寄せている。

 ドラマは、青野春秋氏の同名漫画(小学館ビッグスピリッツコミックス)が原作。主人公の道間慎は、ある日どこからともなくやってきた、まったく素性の知れない5人の美女たちと1つ屋根の下で暮らすことになる。女たちは毎月100万円もの大金を家賃および生活費として支払う。彼女たちは何の目的で慎のもとに集まってきたのか。どんな人間なのか…。回を追うごとにひとつ、またひとつと解明されていく謎。そして、女たちとの奇妙な共同生活を通して慎は思いもよらなかった大きな運命に翻弄されていく。ある種の密室ミステリー。

 同ドラマは、Netflixで4月7日より独占配信される。