爆笑問題が語るラジオへのこだわり ネット新番組の狙いと発見

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『爆笑問題のUSEN-MAN』がラジオ型定額制音楽配信サービス「SMART USEN」でスタート (C)ORICON NewS inc.

 来年で結成30周年を迎える、お笑いコンビ・爆笑問題。現在、TBSラジオで『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜 深1:00~3:00)と『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日曜 後1:00~5:00)という2つの冠番組を持つ2人だが、先月28日からはラジオ型定額制音楽配信サービス「SMART USEN」で新番組『爆笑問題のUSEN-MAN』をスタート。CMも音楽も入れず30分間怒とうのマシンガントークを繰り広げる同番組の狙いと、ライフワークとなっているラジオに対する思いに迫った。

【写真】スーツ姿で漫才を披露する爆笑問題

■田中裕二の怖い一面? ウエストランド井口が暴露「目がビー玉に...」

 番組では今後の内容をあえて決めずに、2人の口から出た"やりたいこと"をどんどん反映させていく予定。田中裕二は"SNSでの発信"に新鮮さを感じているという。「番組公式ツイッターとかインスタとかをやるから、番組紹介で『ハッシュタグ』って初めて言いました(笑)。ただ、見方がわからないんで、反響も何も見たことがない」。公式インスタグラムでは、番組スタッフが気になる写真をアップしているが、田中がポテチを口に挟んだ「インスタ映え」する(?)ショットも公開。2人ともSNSをやっていないため、今後も貴重な写真のお披露目に期待がかかる。

 所属事務所・タイタンの後輩芸人たちと爆笑の2人のかけあいが聞けるのも、魅力のひとつ。ウエストランドの井口浩之が「事務所に若手がけっこう入ってきたけど、みんな田中さんと気まずいって言っていたので、そこの橋渡し的な役をできたら」と意気込むと、太田が「オレもやりたい(笑)。みんな、田中には腫れ物に触れるみたいな感じだからな」とニヤリ。田中が「そんなことない!」と否定するも、井口と太田がさらなるエピソードを投下した。

井口「番組以外のところで『田中さん、あの時こうだったんですよ』って話をしても、急に目がビー玉になって、心がどっか行っちゃう。その瞬間が一番怖い」
太田「みんなが、腫れ物に触れるようになる感じな。田中には、オレも緊張する(笑)」
田中「それはない! 『目がビー玉』は自分で見たことないから、オレはわかんない!」

■「SPEEDとモー娘。に...」田中の行動に、太田もため息「ホントにスゴいよ」

 高学歴芸人が母校の誇りをかけてプレゼン力を競い合う「タイタン インテリバトル」では、東京大学卒のお笑いコンビ・XXCLUB大島育宙が大活躍。『カーボーイ』を聞いて芸人を志したという大島は、プレゼン前のネタ見せから緊張していたと振り返る。「先輩芸人のシティホテル3号室さんとのバトルだったんですが、爆笑問題さんの前で背筋が伸びすぎていて、ネタ見せの段階から芸人らしいやり取りができていなかったとリアルな反省をしました。僕たち若手芸人側が萎縮しちゃっている部分もあると思うので、そういった変な壁みたいなものは番組を通して取っ払っていきたいですね」。

 11月16日から配信予定の8回目の放送では、タイタンの若手芸人がある年に起きたニュースをリサーチして爆笑問題に報告。それを受けて、2人が当時の出来事などを振り返っていく新企画が実施される。同企画の最初のリポート役を務めた井口は「爆笑さんとご一緒させていただいた時に、昔の話を聞かせてもらうんですけど、とても記憶力が良くて『あの時の(ビート)たけしさんが~』みたいなことを話してくれるのは、僕ら芸人にとってもうれしいことだったので、こういった企画ができて感激ですね」。田中にとっても待望の企画だったようで、体を前のめりにして力説すると、太田がため息をつく。

田中「昔のヒット曲の話とかを、オレは若手たちにスゲーしたいんだけど、普段はあんまり聞いてくれない。『教えてくれ』って言われると、教えたくなっちゃう。2000年ころにSPEEDとモーニング娘。が昔のアイドルの歌を歌うっていう企画があって、舞台裏でキャンディーズの曲を練習していたんだけど『ちょっと、歌い方が違う』って言って、その曲のバックボーン的なことを説明したことがあった(笑)。向こうは『うるせーな』と思っていたんじゃないかな...」
太田「プロの歌手に対して歌い方を指導するって、お前ホントにスゴいよな...」

 2人のトーク以外にも、さまざまな聞きどころが満載の同番組。井口が「若手も出させてもらえるチャンスなので、爆笑さんを通して知っていただけたらありがたいですし、お笑いの話とかいろいろ聞きたい」と期待すると、田中も声を弾ませる。「『カーボーイ』にしても『日曜サンデー』にしても、決まったコーナーがあるけど、こっちはたまにはコーナーもなく、その時に盛り上がった話だけをする回があってもいいし、いろいろ試してやっていきたい」。ここから話は『カーボーイ』と『日曜サンデー』へと展開する(後編に続く)。