竹内涼真、新しい役への挑戦の次は?「正義のヒーローをやりたい」

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『過保護のカホコ』で『第9回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』助演男優賞を受賞した竹内涼真(写真:鈴木一なり)

 ドラマ、映画と出演作が続き、今もっとも勢いのある若手俳優・竹内涼真が、7月期ドラマ『過保護のカホコ』(日テレ系)の麦野初役で『第9回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』助演男優賞を受賞した。「新しい役への挑戦だった」というドラマを振り返りながら、俳優賞初受賞とこれからの活動にについて語ってくれた。

【動画インタビュー】男らしさ=一生懸命さ「受け入れてもらえてうれしい」

◆守ってあげたくなるカホコの魅力を感じた

――助演男優賞おめでとうございます。
【竹内涼真】これまでとは違う新しい役への挑戦だったので、こうして賞をいただけてとてもうれしいです。今後のモチベーションにつなげていきたいです。麦野初は、つかむのに時間がかかった役。役作りとしては、何回も何回もトライをして、そのなかで高畑充希さんとテンポを見つけていくという作業でした。

――視聴者アンケートでは、麦野初の男らしさが好評でした。その部分をどうとらえていましたか?
【竹内涼真】一生懸命なところですかね。人それぞれ、内面からにじみ出てくる一生懸命さの伝わり方って違うと思うんですけど、麦野初はああいう形で自分を表現する人。そういうところが観る方に届いたのかな。自分なりに解釈をして演じましたので、それを受け入れてもらえたのはうれしいです。放送が始まるまでは、どう思ってもらえるかわからなくてドキドキしていました。麦野初の男らしさは、人に対して、自分が信じているものに対して、一生懸命でまっすぐなところだと思います。

――ご自身も男らしいと思いますか?
【竹内涼真】そこは考えたことないです(笑)。男らしさって人から言われるものだと思うので、自分から思ったら恥ずかしいかなと。

――高畑充希さん演じるカホコとの2人のシーンはどう作っていかれたんですか?
【竹内涼真】あのテンポの会話劇は、高畑さんとじゃなかったら成立しなかったと思います。すごく助けていただきました。第1話のときって、台本の台詞を読んでいてもなかなか会話のテンポまでつかむことが難しくて。実際に顔を合わせて、繰り返しやっていってあのテンポができていきました。主演としての立ち居振る舞いや演技など、高畑さんからいろいろ影響を受けたことがあります。役者として尊敬しています。

――カホコと初の恋愛はどう理解していましたか?
【竹内涼真】器用ではないし、まわりの人とのコミニュケーションがうまいわけでもない。でも、みんなのためにひたむきにがんばっている姿は応援したくなりますし、守ってあげたくなります。これだけがんばっているなら自分もがんばらなきゃって思わせられるカホコの魅力を、僕自身も台本を読んですごく感じました。そういうところに麦野初も惹かれたんだと思います。

――麦野初とご自身の共通点はありますか?
【竹内涼真】ほとんどないです。似ているところといえば、カホコに対する「それじゃダメだ」っていうスタンスぐらいでしょうか。そこは麦野派かもしれないです。ほかはないですね。僕は、自分のなかで良いものと悪いものがハッキリしていて、さっぱりしている方です。ものごとを単純に考えるようにしていて、決断が早いです。あと、人にかまって欲しくて、盛り上がっている場があればそのなかにいたい。人といるのが好きだし、人と話したり接しているのが好き。だからこの仕事が好きなんだと思います。

◆印象的なシーン、多すぎて一番は決められない

――ドラマで印象に残っているシーンはありますか?
【竹内涼真】多すぎて一番は決められないです。毎話、深く気持ちを入れて演じなければいけないシーンがあって。強いて挙げるなら、7話の橋でカホコとケンカをして別れるシーン。最初うまくいかなくて、現場でいろいろ話し合ってちょっとしたアイデアも加わってあのシーンになっていったんです。台本に書かれているシーンを生み出すためにアプローチをいくつも考えて、相手とあわせながらやらなくてはいけないということを再確認させられました。自分なりにその気持ちを強めたシーンだったので、難しかったけれど楽しかったです。でも、どのシーンも全部説明できるくらい頭に残っています。それだけ充実した撮影でした。毎回2人で撮影が終わるたびにぐったりしていました。

――カホコ以外の人とのシーンでも印象的な場面はたくさんありました。
【竹内涼真】カホコと2人で、カホコのご両親と対面しているシーンは、役として自分をすごく緊張させましたが、本当に言葉が出てこなくなったりして、実際に緊張していたんだと思います。普通に考えたら、仕事も持っていない学生なのに結婚したいって無謀じゃないですか。親目線だとそれは難しいですよね。どう気持ちを訴えたら相手に伝わるかを考えて演じました。黒木瞳さん演じるママに責められて、たたみ掛けられましたから、すごくよく覚えています(笑)。

――あの2人は今頃どうしていますかね。
【竹内涼真】今月の生活費がどうこうとか揉めているんじゃないですか(笑)。おじいちゃんに助けてもらっていたり。でも、家族でのパーティーはずっと続けていてほしいですね。

◆今の勢いを止めることなくアグレッシブに挑戦したい

――これからの俳優業への意気込みを聞かせてください。
【竹内涼真】この賞をいただいたことを次へのモチベーションにしてがんばっていきたいと思います。まだ僕は、知ってくださる方が少しずつ増えてきている段階なので、今の勢いを止めることなくどんどんアグレッシブに挑戦したいです。毎作品、みなさんの印象に残るような役にしたいです。

――この先、挑戦したい役はありますか?
【竹内涼真】基本的に、好きな役、やりたい役は、正義のヒーローみたいな役ですね。人を助けたり、人のために行動したりという。この仕事をやっていく限りそこはずっと変わらないと思います。そういう作品が好きでこの世界に入ったので。もちろん悪役もやってみたいですけど、なにをやりたいかと聞かれれば、正義のヒーローです。