平尾昌晃さん葬儀しめやかに 小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」を豪華メンバーで合唱

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2003年に受賞した紫綬褒章や愛用のギターが飾られた平尾昌晃さんの祭壇 (C)ORICON NewS inc.

 今年7月に肺炎のため亡くなった作曲家・平尾昌晃さん(享年79)の葬儀・告別式が30日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。平尾さんの代表曲である「瀬戸の花嫁」では会場に集まった歌手40人ほどで合唱する場面もあった。

【写真】小柳ルミ子らが参列し「瀬戸の花嫁」を合唱

 開会の辞はフリーアナウンサーの徳光和夫氏が務めた。また、平尾さんと運命的な出会いを果たした歌手が歌を捧げた。布施明と五木ひろしは2人の代表曲である「霧の摩周湖」「よこはま・たそがれ」をデュエットで歌唱した。歌い終えると2人はがっしりと握手を交わした。

 小柳ルミ子は「本当にお世話になりました」と号泣。そして「いつも泣くなとしかられていましたけど、きょうも泣いてしまいました。ごめんなさい」と話しながら思い出を語った。

 そして司会の徳光が「先生はにぎやかなことが大好き。ここは、ご参列のアーティストの有志の皆さまにも積極的に前に出てルミ子さんを囲みながら平尾先生にお届けできれば」と「瀬戸の花嫁」の合唱を求め、会場に集まった歌手40人近くで歌声を合わせた。布施、五木はもちろん、細川たかし、山川豊、アグネス・チャン、水木一郎、ミッツ・マングローブらジャンルも年齢も問わない平尾さんの葬儀だからこそ成立したメンバーの共演。小柳はすすり泣きながらも歌いきり、万雷の拍手が起きた。

 祭壇の写真は最新の事務所のPR写真と1958年に発売されたファーストアルバム『平尾とロック』のジャケット写真が選ばれた。幅14.4メートル、高さ3.6メートルのステージをかたどった祭壇には、バラやカーネーションなど3万5050本の花が飾られ、2003年に受賞した紫綬褒章、愛用のギターが重ねられた。会場には競輪とオートレースを振興する公益財団法人・JKAから提供された「平尾スペシャル」のオートバイ、ジャイアンツグッズが並べられた。

 法名は慈嚴院照音晃道居士(じごんいんしょうおんこうどうこじ)。生前、歌手として作曲家として活躍し、また音楽事務所や音楽教室の経営者として人を指導、厳しく慈しみ、諭すことに努めたことからつけられた。