犬や猫を飼うなら知っておきたい"ペット保険"の役割

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犬や猫などのペット保険 どのような補償を受けられるかについて紹介(写真はイメージ)

 ペットを飼っている人にとって、彼らは大切な家族だ。そんな家族が病気になったときのために、ペット保険に加入しておくことは大きな安心材料となる。ここでは、特に飼っている人の多い猫や犬の場合にどのような補償を受けられるかについて紹介する。

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■猫の保険未加入の場合との治療費の差

 保険未加入の場合、例えば猫の通院や治療、入院などにかかる費用は胃腸炎で4日間の通院が計6万円程度、膵炎(すいえん)だと入院と通院で計20万円程度、子宮蓄膿症の場合、手術・入院・通院で計23万円程度となっている。

 これがペット保険に加入していると、保険会社によっても異なるが、多くの場合が、50~100%の補償を受けることができる。

 猫の保険は、通院・手術・入院すべてが補償対象である商品がほとんどだ。大きな病気でなくても、「具合が悪いときに通院して薬を処方された」場合でも補償を受けることができる。保険商品によっては、車椅子費用やペット葬儀の費用も補償範囲となっている。

■犬の保険未加入の場合との治療費の差

 猫と同様、犬も通院や手術、入院などの医療費は、急性胃腸炎で5日間の通院で計7万円程度、誤飲...入院と通院で計12万円程度、膝蓋骨脱臼では手術・入院・通院で計30万円程度と、高額になってしまうケースが多い。

 犬の保険も通院や手術、入院すべてが補償範囲となっている商品がほとんどだ。猫と共通することだが、ペット保険はワクチンなどの予防接種、去勢や避妊手術といった健康体への処置は補償範囲外となるため、注意しよう。

■医療費だけじゃない 加入によるメリット

 また、加入しておくことで、医療費の補償以外にも次のようなメリットがある。

・自分のペットが他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまったりした際のトラブルに関する賠償補償
・ペットが死亡したときに発生する、火葬等の費用の補償
・事故や病気などによって、ペット用の車椅子が必要になった際の補償

 このように、人間の保険と同様、組み合わせる特約やオプションによって、安心できる補償が受けられる。

 日本はペット保険の未加入率が欧米と比較して低いといわれている。しかし、愛猫や愛犬に治療や手術などが必要になったとき、医療費が原因であきらめてしまうのを避けるためにも、ペット保険加入の検討をおすすめする。