ハリウッドが見出した祐真キキ、時代劇初挑戦 殺陣より滑舌のほうが大変だった!?

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BSジャパン・火曜ドラマ『池波正太郎時代劇 光と影』第5話「女剣妙音記」主演は祐真キキ(C)BSジャパン

 米3大ネットワークの一つ、NBCのドラマ『HEROES REBORN』のミコ・オオトモ役に抜てきされ、アクションスターとしての資質を存分に買われて一躍有名になった女優・祐真(すけざね)キキが、時代劇に初挑戦。BSジャパンがオリジナルで制作する火曜ドラマ『池波正太郎時代劇 光と影』第5話「女剣妙音記」が5日(後8:00~8:54)に放送される。

【写真】そのほかの出演者が出席した会見の模様

 時代小説の巨匠、時代小説の傑作を多数発表した池波正太郎(1923-90年)の選りすぐりの短編12編を一話完結で映像化するシリーズ。これまで、片岡愛之助、高橋光臣、でんでん、筧利夫が出演し、「善悪が同居する人間の矛盾」を巧みな構成で描き出してきた。第5話「女剣妙音記」は、自分より強い男としか結婚しないと宣言する主人公の女武芸者・佐々木留伊(祐真)が、次々と男を打ち負かしていく話で、ラストの落ちまで想像がつかない。

 武芸指南を務めた父の死によって、一人娘の留伊は、古河藩主・土井大炊頭利重(西尾塁)の恩情で婿取りを条件に家名の存続を許される。だが、男装した上、武芸に長けた留伊は、自分より強い男としか結婚しないと宣言しており、一向に話が進まずにいた。そこで、叔父の惣太夫(伊庭剛)は、腕の立つ小杉九十郎(脇崎智史)の名を挙げるが、利重が認めず話は流れる。そんな中、留伊は市中の男たちをも次々と負かしていくようになり、その噂は江戸市中で評判となる。頭を抱えた利重は、ついに九十郎の婿取りを許し、留伊と九十郎は試合をすることに...。

 9月下旬に都内で行われた制作発表会に、海外ドラマの撮影のため「LA(ロサンゼルス)を離れられない」と、ビデオレターを寄せた祐真は、時代劇で殺陣師の菅原俊夫氏から指導を受けた喜びを語っていたが、新たに届いたコメントでは「役作りで苦労したというよりは、普段使わない言葉の多いせりふに苦労しました。こんなにも言えないのかとビックリするほど、滑舌が大変でした」と語っている。

 「畳の和室のセットで、留伊、叔父、殿様の大事なシーンがあるのですが、1度私がチョコッとマヌケにせりふをかんでしまい、その流れで皆がチョコッとマヌケにせりふをかんでいき、それにツボってしまいました。その時の笑ってはいけない空気感が、非常に面白かったです(笑)」といった裏話も。

 「正直、初めての時代劇だったので、出演の話をいただいた時はとても緊張しました。でも台本を読んでイメージしていた時代劇とは違い、コメディー要素が強く、すごく面白かったのでワクワクしました。佐々木留伊は、すごく真面目で、父親の思いを守りたい、と強く思う、父親への愛が強い女性だと思います。もちろん負けん気も強いです。時代劇と言っても、とても分かりやすい内容で、笑い、アクション、盛りだくさんなので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけている。