葛飾北斎『富嶽三十六景・神奈川沖浪裏』“波”を体感できる展覧会開催

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波が映し出されたスクリーンの前に立った井上涼氏 (C)ORICON NewS inc.

 葛飾北斎『富嶽三十六景・神奈川沖浪裏』の世界を体感できる展覧会『トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館』が、あす24日から東京国立博物館で開幕する。それに先立ち、きょう23日に内覧会が行われ、アーティストの井上涼氏が同展覧会をアピールした。

【写真】ポーズを決めてなりきる井上涼氏

 『びじゅチューン』は、井上氏が作詞・作曲・歌・アニメーションを手がけるNHKのEテレ番組。今回の企画は、『びじゅチューン』とのコラボによる参加・体験型展示となる。会場では「なりきり」をキーワードに、番組でお世話になった同博物館所蔵品5点の高精細画像による複製や映像などを使った体験展示が行われる。

 葛飾北斎の『富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」は番組で、富士山に恋した彼が大きく伸び上がってアピールする「ザパーンドプーンLOVE」という曲になった。同展では「体感! ザパーンドプーン 北斎」と題して、スクリーンにリアルサイズの波を再現し波の大きさを体感、波の気持ちになって、設置されたマイクに向かって大声で富士山に思いを伝えることができ、作品の世界で遊べる。

 そのスクリーンの前に立った井上氏は「波がスクリーンに映し出されると、その場所の横から風が吹く。絵の中に入ったら『本当は風がすごく吹いていたんだよ』とか状況を体感できるなりきり、ポーズを決めたなりきりなどができる」とアピール。

 さらに「なりきりから始まって本物に出会って色んな面から美術を体験できるこの展覧会は、意義があるものだと思います」と力を込めた。

 同展は、あす24日から9月9日まで、東京国立博物館・本館で開催される。